emptyship666
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JAPAN
海上の一日
2008-05-15 Thu 23:17
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日数:194日目
距離:沖縄県石垣市さんだるハウス〜沖縄県那覇市コミックバスター那覇松山店
多謝:さんだるハウスさん・宿泊客の皆さん・有村産業さん・フェリー飛龍さん・レセプションのおじさん・ドミトリーのお姉さんとおばさん・ドイくん・コミックバスター那覇松山店さん・他お世話になった皆さん

昨日は海岸で夕陽を見て、宿で熟睡。
さんだるハウスではカプセルタイプの部屋だったんだけど、ドミトリーよりカプセルの方が好きかもしれません。
狭くて自由にできるトコ好きだから。
広いとどうにも持て余します。
でも自分の部屋は、本棚を置くスペースがもっと欲しいんだけど。

今日から八重山諸島を離れて、沖縄本島の那覇市に戻ります。
八重山諸島は本当に楽しかった!
まだまだ他にも島があるから、次に来る楽しみもあるし。
人と人との結びつきの強さを知りました。
それに、星が良かったなあ。
南の星って明るくてクッキリしてて、暗幕に針で穴を空けたところから、奥の眩い光が落ちてるみたいに見えました。
天文台がなくても、ただ星空を見上げるだけで目が星でいっぱい。
今度は友達も連れて来てあげたいです。
八重山諸島でお世話になった皆さん、ありがとうございました!

次の日、日も出ていない早朝から石垣港へ行き、那覇から石垣に来る時と同じようなフェリーに乗船。
乗船客が結構いたから意外でした。
最近は船ばっかり乗ってるから、ふと飛行機に乗りたい衝動に駆られます。
海もいいけど、空が一番好きだ。
青空も星空も。
フェリーが「ピーター・パン」みたいに飛んだら面白いのに。
飛行機…セスナ機に乗りたいなあ。

船で1日何しようと考えてたんだけど…。
乗船時間になって船に乗り込もうと階段を上がると、エスカレーターの手前で転倒しました。
何で転ぶかなあ…注意散漫なんだろうか。
この痛みは、思い切り捻挫っぽい。
船のクルーさんが心配してくれて、部屋を移してくれると言ってくれたけど、情けないから気持ちだけで充分です。
湿布は切れてたから氷水を頂いて、客室のドミトリーで大人しく寝てました。
そのドミトリーでも、お姉さんが気遣って、下のベッドを譲ってくれました。
皆さん、ありがとうございます。
…八重山諸島でいい思いばっかりして何も返せなかったから、その反動かもな。

今日は曇りで朝陽も見えないなと、デッキにヨロヨロ出ると、波照間島で宿が一緒だった男の子と再会しました。
わー、ビックリ!
移動手段も日時も限られるから、出会うもんだなあ。
船が宮古島の平良港へ寄った時、その子は郵便局に行くついでに、捻挫の湿布を探してくれました。
結局、短い時間では見つからなかったんだけど、その優しさが嬉しいです。
ありがとう!
船のクルーさんも仕事と言ってしまえばそれまでだけど、仕事で仕方なくっていうのと親切心からっていう違いは、やっぱり態度でわかるから、氷水も有り難いなあと思いました。
つくづく、自分は周囲の人達に生かされてるんだなと実感します。
じゃなきゃ今頃、野垂れ死んでるもの。

外の天気は今だ曇りのようで、夕陽も見えませんでした。
自分はずっと、ベッドで爆睡です。
3人でカヌーのような舟に乗っていたら、溺れそうになる夢を見ました。
溺れる夢はイヤだな…冷たくて苦しいし、水面に手を伸ばしても遠くて…何か思い出すからイヤです。
焼け死ぬのと、自殺される夢もイヤ。
最近、見ないと思ったんだけどなあ…。
不意打ちで見るのは、どうにかならないんだろうか。

眠気から目が覚めたら、ノートに色々書いて遊んでました。
そうして大人しくしてると、足の痛みもちょっとひいた感じ。
でも冷やしすぎたのか、足が赤紫色になりました。
同じドミトリーの人達や、外の甲板でも皆さん心配してくれて、何だか申し訳ない。
ただの捻挫ですから。
ていうか、エスカレーター前ですっ転んでうずくまってたのを見られてるんだよな…恥ずかしい。
明日も1日中船の上だから、大人しくしておこう。

ようやく到着した那覇が懐かしいです。
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マングローブを越えて
2008-05-14 Wed 21:37
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日数:193日目
距離:沖縄県西表島さとうきび畑〜沖縄県石垣市さんだるハウス
多謝:さとうきび畑さん・宿泊客の皆さん・エネオス上原SS店さん・浦内川遊覧船さん・さんだるハウスさん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

昨日の夜は泡盛を飲みながら、宿に泊まったみんなと話をしてました。
夕飯はスープカレーと島野菜のサラダで、満腹幸せです。
みんなの話を聞いてると、世の中には色んな人がいるんだなあと改めて思います。
学生の時の自由とはまた違った、社会人のどこまでも道の広がる自由は、先が見えないから迷うけど楽しいのかもしれません。
中途半端に見えてしまうと、逆に怖いのかも。
全てが見えるほど怖いものはない、と思います。
どの道を選んでも、全部が自分の責任。
「何をやってもいいよ」と言われると、何をしていいか分からなくなるなんて、おかしいな。

次の日に早起きすると、宿のテラスから朝陽が見えました。
清々しい天気と風です。
バイクで風を切りながら、今日は西表島の西部へ行きました。
島の外側を東部からぐるりと回って、白いバラス島を遠目に、最北の星砂海岸へ。
近くの月ヶ浜もそうだけど、西表島の砂浜は赤らんでいる所が多くて、独特の色をしています。
海の色もエメラルドグリーンではなくて、川の茶色や緑が流れ込んだ色と、明るい青が混じり合った感じ。
目が焼けるようで、キレイだな。

そのまま道を下ると、祖納と白浜集落にかけて、子午線モニュメントとふれあい館があります。
誰が発見したのか、東経123度45分6,789秒という子午線が通ってるそう。
でも自分はそれより、向かいのグラウンドが気持ち良くて気に入りました。

まるぼんさんという名の小さな島を見て、白浜の港まで行ったらUターン。
陸続きの孤島・船浮集落にも行ってみたかったけど、浦内川の滝を見に行くのが優先。
蛇行する浦内川は、全長約39kmで県下最長の川。
東洋のアマゾンとも言われ、両岸にはマングローブ林や亜熱帯の原生林が生い茂ってます。
遊覧船に乗ってゆったりと幅広の川を上り、数種類のヒルギを眺めていきました。
この川も高低差がなくて、流れが止まったように静か。
軍艦岩の船着き場まで、広大なマングローブ林を見物してました。
船着き場からは、徒歩でマリユドゥとカンピレー、2つの滝を目指します。
整備された道は歩きやすくて、楽に滝まで辿り着けました。

昨日行ったピナイサーラの滝は、県最大の落差約50mだったんですが、マリユドゥの滝は落差より幅の広さが圧巻。
マリは円い、ユドゥは淀みという意味だそう。
事故が多発して展望台からしか眺められなかったけど、大きくてキレイでした。
マリユドゥの奥にあるカンピレーの滝は、西表島の中でも神聖な場所。
カンは神、ピレーは座…「神が座る」という意味を持つ滝です。
滝の岩には、削られた窪みのポットホールがたくさんあって、水が溜まっています。
中では、オタマジャクシがプルプル泳いでいました。
滝の流れは滑らかで、澄んだ水音が心地良いです。
マイナスイオンを浴びながら、大岩の日陰で水をゴクゴク。
この奥には天然プールがあって、淀みで泳げるみたいです。
更に奥へ上れば、マヤグスクの滝があるらしいんですが、ガイドさんと一緒じゃないと危ないらしいから断念。
大人しく帰りました。

西表野生動物保護センターへ寄ってから古見の宿へ戻ると、西表島を出発する準備をしました。
夕方の最終便で石垣島へ帰るまで、宿にあった「Dr.コトー診療所」をまた読んじゃいました。
西表島も楽しかったなあ。
離島巡りは、これで終了です。
離島は島自体ももちろん良かったけど、それぞれで泊まった最安宿も良かったです。
波照間島は「西浜荘」、与那国島は「おじぃの家」、西表島は「さとうきび畑」、石垣島は「さんだるハウス」。
オーナーさんもヘルパーさんも、泊まっていた皆さんも、色々な情報をくれたり手伝いあったりして、島の滞在を楽しいものにしてくれました。
ゲストハウスは合わない人もいるみたいだけど、自分はリゾートでリラックスよりも、みんなでワイワイ遊んで泥のように眠るのが楽しいな。
この離島で出会ったみんなが、これからも元気であることを祈ってます。
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カヤックで滝ツアー
2008-05-13 Tue 23:17
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日数:192日目
距離:沖縄県西表島さとうきび畑〜沖縄県西表島さとうきび畑
多謝:農家民宿さとうきび畑さん・宿泊客の皆さん・西表島モンスーンさん・江原さん・岡田さん・林さん・由布島乗船場のおばさん・水牛車のおじさん・水牛のサブロー・蝶々園のおじさん・他お世話になった皆さん

今日は、カヌーでピナイサーラの滝へ行くツアーに参加しました。
ツアーなんて滅多に参加しないので、ちょっと緊張。
でも西表島に来たら、カヌーに乗りたかったんだよなあ。

朝起きて、用意されたスパムと卵をスクランブルしてみたら、慣れてないから失敗しました…でも食べれるからいっか。
ご飯と味噌汁も食べて、バイクで上原へ出発。
スピードメーターが壊れてるから、何km出てるか分かりません。
とりあえず、イリオモテヤマネコを轢かないようにしなきゃ。
宿のある古見から上原までは結構な距離があるんだけど、海沿いを走るから気持ち良いです。
「ネコ注意」という道路の文字が面白い。

小浜島や由布島、鳩間島を遠くに見ながら走って、ツアー先の「モンスーン」さんに到着。
とっても気持ち良いハンモックがあって、待ち時間にユラユラ揺られてました。
高台のココからは、自分の通って来た海中道路が見下ろせます。
ハンモック、いいな。

今日のツアーは、カヤックでナーラ川のマングローブ林を抜けて、ピナイサーラの滝上までトレッキング、その後は滝壺まで下りて、またカヤックで帰るという1日コースです。
ガイドのお兄さんは1つ年上、自分の他に2人の女の人と一緒で、合計4人でカヤックの置いてある場所まで移動。
海水と淡水が混じった場所に生える植物を総称してマングローブと呼ぶんですが、そのマングローブ林の川をカヤックでゆっくり下りました。
知床から二度目のカヤック…海抜と川の水位が同じだから流れがなくて、ちょっと漕いだだけでもスイスイ進みます。
干潮に近かったから、ヒルギの根っこがワサワサと出て歩き出しそう。
川は静かで、マングローブに囲まれながら、タプタプとオールを漕ぐ音が響きます。
少しの風で、流れが海から逆流してしまうほどに平らな川です。
何だか日本じゃないみたいな川の色…茶色くて緑で、でもそんなに濁ってる訳じゃない。
干潟にいるカニを見たり、木の種類を教えてもらいながら、うねった川をのんびりと航行。

滝上へ上がるトレッキングコースまで辿り着くと、細くてちょっと傾斜のある道をみんなで登ります。
根っこが板のようなサキシマスオウノキを観察したり、ヒョロロロと変わった鳴き声の鳥・アカショウビンや、緑のカナヘビを見たりして楽しくトレッキング。
ガイドさんや女の人達と話しながら歩いてると、時間もあっという間です。

水の流れる音が次第に大きくなって澄んだ小川に出ると、その先には高い崖が。
そこから勢いよくピナイサーラの滝が飛沫をあげて流れ落ち、その背景には雄大な海が広がっていました。
鳩間島と珊瑚の死骸でできた小さなバラス島が、エメラルドグリーンの海に浮かんでいます。
崖のギリギリから真下を覗くとキレイな滝壺が見下ろせ、隣の滝はそこへバサバサと落ち込んでいました。

しばらく壮大な風景に癒されてから、川の奥へ移動して昼食です。
ガイドさんが作ってくれたおにぎりをみんなで食べました。
うーん、やっぱり外で食べる弁当は格別!
このおにぎりは、フランス料理のフルコースよりご馳走です。

滝上から下りたら、今度はさっき見た滝壺へ向かいました。
真っ赤な樹液のアカギや足下に転がる岩を越えて、ようやく滝壺に到着。
滝の水飛沫が遠くまで雨のように降り注ぐ中、水着になって滝壺で泳ぎました。
水温は冷たくて最初は寒かったけど、慣れてくればバシャバシャと泳いで遊べます。
ライフジャケットだから、浮かんでるだけでもプカプカと楽しいし。
汗をかいたから、水が気持ち良いな。
軽く泳いで満足したら、温かな紅茶を飲んで休憩。
帰りはまた、カヤックでマングローブ林を抜けて、このコースは終了。
楽しかったなあ!
ガイドさん、皆さん、ありがとうございました!

それから急ぎめで走って、由布島行きの水牛車乗り場に到着。
水牛が重い車を引いて浅瀬を歩き、ゆっくりと目的の由布島に向かいます。
重そうだな、引っ張ってくれてありがとう。
そうして到着した由布島は亜熱帯植物園で、カラフルな花やのびのびとした木々が思い思いに背を伸ばしていました。
赤・白・黄…青…黒だけないなあ。
蝶々園には、オオゴマダラの黄金のさなぎがあって、今日孵化したばかりの蝶が羽根を乾かしていました。
由布島からの帰りも、水牛車に乗ってゆっくりと走行。

空は曇って来たけど、とても楽しいツアーで心は晴れ晴れ。
西表島は探索場所がまだまだたくさんあるそうで、また参加してみたいなと思いました。
明日も滝に行くぞ!
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