emptyship666
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JAPAN
フェリーアドベンチャー
2008-05-12 Mon 23:00
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日数:191日目
距離:沖縄県与那国町おじぃの家〜沖縄県西表島・さとうきび畑
多謝:おじぃの家さん・おじぃ・ナオミさん・あらピーさん・香田さん・山田さん・ナオさん・めぐみさん・福山海運さん・八重山観光フェリーさん・犬散歩のおじさん・エネオス豊原SSさん・さとうきび畑さん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

昨日の夜…おじぃの家で島豆腐の味噌汁とご飯を食べたら、みんなが飲みに行く中、自分は星を見に行きました。
多分、沖縄県の星は見納めだからなあ。
夕陽は見えなかったけど、天井付近は雲がないんです。
お馴染みバイクで、風に吹かれて比川浜へ。
月が満月になりつつあるから、それだけで空が明るくなっちゃいます。
波照間島では、月が昇るの夜更けだったのに。
今は夕陽が落ちる前から頭上にいます。
明るすぎて、天の川も見えない…辛うじて南十字星の上が見えたから良かったです。
火星も大分、ふたご座のカストルとポルックスから離れてしまいました。

与那国島は、観光産業にガツガツしてないところが好き。
島人による島人のための島という感じで、人と人の結びつきが強いです。
スーパーのおばさんも最初は無愛想だったけど、だんだん心を開いてくれて嬉しかったな。
波照間島が女の人に人気なら、与那国島は男の人がよく来るみたい。
島は嫁不足らしいので、女性はどんどん来てみて下さい。
海底遺跡も結局見てないし、また波照間島とセットで来たいなあ、与那国島。

という訳で、今日の朝は与那国島から出発する日です。
最後の美味しい味噌汁とご飯を食べて、久部良港までおじぃに送って頂きました。
飼い犬のマメも一緒。
行きはほとんど客のいなかったフェリーだけど、帰りは結構いるようです。
宿が一緒だった3人とともに、それぞれの目的地へ行くため、フェリーに乗船。
マメが尻尾を振って見送ってくれました。
ワンワン吠えてます。
バイバイ、元気でなー!
おじぃ、ありがとうございました!
お世話になりました!
楽しかったなー、与那国島。

ところで、与那国のフェリーが「ゲロ船」と呼ばれるワケが分かりました。
行きは波が穏やかで揺れなかったから大丈夫だったけど、帰りの今日は波が荒れてます。
一昨日からの雨の影響か台風か、かなり縦横に揺れました。
行きと同じように甲板で海を見てようと思ったけど、潮は被るし寒いし、何より大揺れで身の危険を感じたので船内に避難しました。
船内も壁に手を付かないと転げそう。
甲板にいたら、海面が見えなくなるくらい傾いてたからな…。
でも酔いはしませんでした。
ただ、みんなもダウンして寝てたので退屈…。
だから雑魚寝の客室でゴロゴロしてたら、いつの間にか爆睡。
揺れでちょっと転がりながら、夢見てたようです。
今朝は夢見が良くて、その続きの夢を見たみたいで、起きたら石垣島の側まで着いてました。
ぐわんぐわんした揺れで、遊園地のアトラクションみたいだったな。

フェリーを降りたらみんなと別れて、石垣島のレンタルバイク屋さんに行きました。
西表島に置いてあるバイクを借りることになってて、鍵を受け取るためです。
西表島の上原港と大原港に1台ずつしかない、1日900円のレンタルバイクをゲット。
ラッキー。
それから、サンダルがボロボロだったのでクロックスが欲しいと思って石垣島の店を回ったけど、モドキしかない…欲しいなー、クロックス。
西表島の大原港行き高速船の時間になり、とりあえずモドキを買って乗船。
この船もちょっと揺れました。
波が荒いのかな。
1日船に乗ってばかりって、結構疲れるんだなあ。
酔わない丈夫な体で、親に感謝です。

西表島に到着したら港のバイクに乗って、民宿「さとうきび畑」さんの車に先導してもらいました。
そしてすぐに、南風見田の浜へ夕陽を見に移動。
古見のサキシマスオウノキ群落に寄って、マングローブ林の仲間川の橋を渡って、静かな浜辺に到着。
テッポウユリがキレイ。
岩がゴロゴロしてる浜を西に向かって歩いたけど、夕陽は南風岸岳の裏に落ちてしまいました…あー。
代わりにちょっと待って、星を眺めることに。
夜空は晴れて良いのだけど、やっぱり頭上の月が明るいなあ。
自分の影ができるくらいに照りかざしてます。
西表島では南十字星は見えないんだっけ。
島中央部の大きな森が迫って来るようで、島じゃないみたい。
西表島も自然いっぱいだな。
ワクワクします。
…ワクワクして宿に帰ったら、帰りが遅いのでヘルパーさんに心配されてました…すみません。

明日はカヌーだ!
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密林探検
2008-05-11 Sun 21:33
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日数:190日目
距離:沖縄県与那国町おじぃの家〜沖縄県与那国町おじぃの家
多謝:おじぃの家さん・宿泊客の皆さん・おはなし館のお姉さん・わかなそばさん・他お世話になった皆さん

昨日の夕方、無性に本が読みたくなって本屋か図書館を探したんですが、与那国島にはないようで…。
代わりに「おはなし館文庫」という貸本屋さんがありました。
赤レンガの2階立ての民家の1階に、絵本と児童書をメインとした本棚。
木の看板が素敵。
貸本屋さんっていいなあ。
児童書も絵本も大好きだから、色々と読みたいのがいっぱい。
今回、家から本を持って来るのを忘れたので、どこかで買いたいなあ。
小森香折さんの「ニコルの塔」を借りて読みました。

その夜は新しく泊まりの人達と、夕飯を食べてお酒を飲んでました。
これから行く西表島の情報や安宿を、その人達に教えてもらったり。
看護婦さんや元医者さんがいて、怪我しても大丈夫だなと勝手に思ったり。
夕飯は自分が作ったカレーライスと、宿のお兄さんが採ってきたアスパラと長命草の天ぷら。
美味しいなあ。
長命草を食べると、その名の通り長生きするそうです。
島豆腐も食べました。
そのまま食べても、味噌汁に入れても美味しいです。

次の日は宿泊客のおじさん達と、海底遺跡まで行くことに。
本当は海からボートで行くんだけど、人面岩の先から歩いて行けるらしいということで挑戦です。
天気は雲が多めの晴れ…与那国島の天気って読めません。
本州とかより、天気の移り変わりが早いような気がします。

おじぃーの家の車を借りて、4人で出発。
海底遺跡の前にティンダハナタへ寄って、そのティンダハナタの上にも行きました。
天井に突き出た岩の上は牧場になっていて、牛達がのんびりと過ごしてます。
広い牧草地を歩いて崖まで行くと、祖納の町並みを一望できて、空港の滑走路も見下ろせました。
北風が強くてよろけるほどだったけど、とても爽快な気分。

それから南牧場線の海沿いを走って行くと、与那国馬の群れが道路でくつろぎ中でした。
あんなに堂々と道路を塞ぐ馬は初めて見ます。
後ろから地元の車は、馬達にグイグイ迫って避けさせてました。
へえ、そうやって退いてもらうんだ。
そうして通った先の比川にある「わかなそば」さんで、八重山そばを食べました。
やっぱり店によって八重山そばは色々だけど、ここのもあっさりで美味しかったです。

食べ終わったらいよいよ、人面岩の遊歩道から海底遺跡の絶壁へ冒険です。
行ったことがある人の話は聞くのだけど、実際には地図もなく、コンパスと人跡だけが頼りの状態。
そういったトレッキングに慣れた人がいるので、途中まではスタスタと草むらを進みました。
草に覆われた沼では膝まで沈み込んだけど、はまり込む前に次の足を出して脱出。
スポンジの上を歩いた感じです。
アダンが密集している隙間を縫って密林の中へ入ると、自分が東西南北どこへ向かってるのか全く分からなくなりました。
人跡も全然なくて、多分ずっと人が通ってない未踏の場所っぽいらしいです。
芋の固い葉を踏みしめて、ヤシの葉を掻き分けて、道を作りながら何とか進むと、背の高い木々が減って断崖絶壁の端まで出ました。
遠くに立神岩が見えてコバルトの海がキレイ…だけど、一歩間違ったら真っ逆さまな狭い場所です。
多分、遠くからこっちを見たら、崖の上からポッと人の頭が飛び出してる状態。
それからはまた海側を離れてしまって、それでも進めば辿り着けたのかもしれないけど…タイムアップ。
おじさんの1人が今日の飛行機で帰るから、遅れちゃ大変。
海底遺跡は辿り着けなかったけど、途中で大きくて真っ白な蝶を見ました。
ハンカチが飛んでるみたいで、キレイだったな。
噂では、海賊キッドの宝がこの与那国島か宮古島かに埋まってるらしいです。
ああ、いいな!
宝探しなんて、ロマンだよな!

帰り道は行きより道が分からなくなって、遭難ってこうしてなるんだろうな…と他人事のように思ったりしました。
アダンの葉はアロエよりて固くて、刺が擦っていつの間にか手足に傷がいっぱい。
荊の棘も足に突き刺さります。
ハブやヒルのような害虫がいないのが救いでした。
色々と勉強になったなあ。
広々とした草原地帯に戻って来てから、パンと水を流し込んで休憩。
面白かった!
遊歩道へ出てから、おじさんに「本当は男の子でしょ?」と聞かれたから、「そうですよ」と返しておきました。
男でも女でもいいよ、大して変わらないから。

車に乗って宿に帰ったら、一度シャワーを浴びたんだけど、擦り傷がヒリヒリして痛かったです…うえー。
その後、帰るおじさんを見送りに、みんなで空港へ行きました。
今日はRACのプロペラ機が飛ぶ日で、黄色と青の機体とプロペラがカッコ良かったです。
パイロットの人が乗り込むトコとか、堂々としてて惚れます。
いいなあ、プロペラ機。
おじさん、色々とありがとうございました!
離陸していく飛行機は、最高にカッコイイです。

明日は与那国島ともお別れだなあ。
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風雷日和
2008-05-10 Sat 18:57
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日数:189日目
距離:沖縄県与那国町おじぃの家〜沖縄県与那国町おじぃの家
多謝:おじぃの家さん・宿泊客の皆さん・おはなし館のお姉さん・他お世話になった皆さん

昨日の夕方は、夕陽が少し見れました。
おじぃ手作りの味噌汁とご飯を食べたら、お気に入りの廃墟の崖で、太陽が落ちるまで見物。
下の方には雲が溜まってたけど、大分オレンジ色に輝いてました。
白と黒の雲もキレイだったし。
でも黒い雲ってことは、雨雲かなあ。

夜はまたバイクで比川浜まで行ってみたけど、雲で南十字星は見えず。
というより、北の空が何だか明るくチカチカしてるのが気になります。
カニが闊歩してる道路をゆっくり走って、比川から祖納の港へ移動。
大きなカニが、ヒョコヒョコ横歩きしてました。
夜の方が色んな生き物に出会います。

北の空を明るくしていたのは、雷の稲光でした。
東シナ海の上で光ってるようだけど、その光が眩しいくらい。
空の半分をカッと照らしてます。
一瞬の稲光が闇夜の水平線をザッと浮かび上がらせて、浜辺を昼のように明るくしてしまうんです。
時折立つ波に光が当たると、まるで生き物みたいに波が白く輝いてうねってキレイ。
遠くの海に落ちた時は特に明るく、暗い周囲が瞬間、白と陰になって絵のようでした。
稲妻は見えないけど、落ちた部分の水平線の明るさで何となく分かります。
雷の轟は絶え間なく続いていて、それをずっと見てました。
涼しかった風も止んで凪になっても、灯台より明るい稲光は止みません。
でもだんだんと、北西に向かって動いていたようで、そのうち遠くに白く輝く線が見えるだけになりました。
ゴロゴロと唸る音は、波の音にかき消されながら遠ざかっていきます。
落ちたら大変だけど、遠くの雷はキレイだな。
あんなに明るいものなんだなあ。
花火みたい。
でも明るすぎて、星は全然見えなかったな…。

次の朝はやっぱり雨。
風が強くて、海底遺跡はまた中止です。
ご飯と味噌汁を食べたら、空港まで歩いて行ってみました。
傘で行くと吹っ飛びそうだったからおじぃにカッパを借りたんだけど、確かに与那国島の風をナメちゃいけません。
サトウキビが横倒しです。
でも雨は止んできました。

与那国空港では、ちょうどJTAのジェット機が着陸するところでした。
送迎デッキはそんなに広くないけど、待機中の飛行機が近くて良い眺めです。
大きな空港より、これくらいの空港の方が好きだなあ。
波照間空港くらいが一番いい。
セスナ機、セスナ機!
JTAのジェット機も小さめでカワイイです。
八重山諸島の飛行機は乗ったら、島と海がキレイなんだろうな…料金が安かったらなあ。
上空を遊覧飛行してみたいです。
そういえば、宿のお姉さんに八重山諸島を全部回るのか聞かれたけど、何でだろう…絶対行きたい島と全く興味がない島とがあるんだよなあ。
興味がないというか、行きたくない感じ。
宮古島も話を聞くと良いところらしいのに、なぜか行く気がしない…。
聞くところによると、宮古島はパワースポットらしいので、きっと呼ばれてないんだろう。
うん、行かない方がいい…無理やり強行した、秋田県の二つ森で懲りました。
なので、八重山諸島も九州の諸島も、行きたいと思えた島しか行かないと思います。

離陸する飛行機を見送ったら、今度はまたティンダハナタに登りました…何回目?
でもココ好きなんだよなあ。
雨風もしのげるし、奥は意外に人が来ないから、のんびり音楽を聴いて色々と作業をしてました。
スゴく落ち着く…!
ティンダハナタの奥は、岩が抉れて天井があるから、本当に岩に抱かれてる感じ。
昔の子供達は、ココでどんな遊びをしてたのかなあ。
町や人は変わったけど、見ていた海や空はまだ同じかなあ。
この岩もどう変わったんだろう。
色々と考えてたら、眠くなりました。

ツバメが超低空飛行してるから、明日も天気は悪いだろうな。
地面に腹擦りそうなくらい、ギリギリまで滑空してました。
道端にはハイビスカスが咲いていて、赤と白の花がキレイでした。
黄色と黒もあったらもっといいのに。

ニュースでは、台風が近づいてるらしく。
北海道の30℃、次の日に雪ってのにビックリです。
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