emptyship666
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JAPAN
サヨナラ、北海道
2007-07-29 Sun 21:32
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日数:120日目
距離:北海道木古内町寿旅館〜青森県深浦町十二湖駅
支出:5127円
多謝:寿旅館さん・木古内駅キヲスクさん・竜飛海底駅見学スタッフさん達・竜飛海底駅見学の皆さん・竜飛崎灯台の警備員さん・青森駅員さん・静観荘さん・和田商店さん・他挨拶をくれた人々

昨日の夕方、「寿旅館」さんに自転車をお借りして、木古内町外れのハラキ岬にある「減臨丸(かんりんまる)」を見に行きました。
意外に遠くて、原寸大の模型じゃないけど、ライトアップされてイイ感じ。
丁度、満ちていく月がバックにあってキレイです。
帰り道、海岸沿いを自転車で走っていると、その月が朝陽みたいに海面へ光を伸ばしていました。
辺りは明るく照らされて、遠くの方に漁り火が見えます。
月の光って明るいんだなあ。
ということは、それを反射させてる太陽の光って、本当に凄いんだと改めて思いました。
月が昇るにつれて、光の尾も波で揺らめきながら長くなっていきます。
空は明るいから、惑星や1等星くらいしかよく見えません。
昼は暑かったけど、今は夜風が気持ち良い。
懐かしい子から電話もあって、何だかしみじみ気分でした。

夜にテレビをつけたら、サッカー日本vs韓国戦をしていました。
そういえば、アジアカップだったなー。
韓国戦は悔しい結果…頑張ってるだろうけど、もっと頑張って、日本代表!

次の日、北海道とお別れの日です。
…本当、楽しかった!
友達もできたし、キレイな自然も沢山あったし、また来たいなあ。
何より…デカかった。
ありがとう、北海道!

旅館のおばあさんに見送られて、木古内駅から青函トンネルに出発。
お世話になりました!
青函トンネル自体は、真っ暗で特に面白くもなかったけど、「竜飛海底駅」で下車してみたらビックリ。
迷路みたいに長いトンネルが続いていました。

スタッフさんの案内で、トンネル工事の作業坑として使われた一角を、他の見学者さん達と歩いて行きます。
海面下140mの世界、壁の向こう側は海です。
頭上には、パイプや鉄網が張り巡らされ、スタッフさんの解説や人の足音が響いています。
掘削に使われた機械や器具の展示、トンネルの掘り方や行程のパネルもありました。
道が何度か別れていて、独りだと迷子になりそう。
着工から24年、袋を積み重ねて富士山の850倍のセメント、花火大会2,000発×数百回の火薬、東京タワー42基分の鋼材などを使い、働いた人は延べ1,370万人。
大勢の人達の苦労と努力があって、世の中は便利になっていくんだなあ。

体験坑道駅からケーブルカーに乗って、地上の「青函トンネル記念館」へ斜抗線を進みます。
地上の光を浴びると、何だかホッとしました。
自由時間で「竜飛崎」まで足を延ばすと、「竜飛崎灯台」を一般公開していました。
灯台から記念館上の風力発電を眺めて、灯台先の断崖へ。
青い海に緑の絶壁が映えています。
反対側の展望台には竜頭の橋が架かり、薄青のアジサイが沢山咲いていました。
キレイだなあ。
下に降りると、「階段国道」とかいうのがありました。
時間があれば、もっといたかったな。

記念館を少し回ると、またケーブルカーで海面下の坑道へ。
ケーブルカーが走る時の、ポン…ポン…という音が、潜水艦の音と似ています。
北海道との境の扉を通って、海底駅の方へ。
団体行動は慣れない…歩くのが遅いから、ずっと最後尾でフラフラしてました。

駅に列車が入って来ると、海底駅見学も終わりです。
真っ暗なトンネルにも、血と汗が染み込んでいます。
青森駅まで一気に直行。
もうすぐ、「ねぶた祭り」だなあ。

本州に戻っただけなのに、家に帰って来たような気分になりました。
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アジサイの城
2007-07-28 Sat 23:28
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日数:119日目
距離:北海道江差町フェリーターミナル〜北海道木古内町寿旅館
支出:6466円
多謝:開陽丸青少年センターさん・江差駅員さん・木古内駅員さん・函館バスさん・木古内のおじさん・松前城観光案内所さん・松前藩屋敷のべこ餅屋さん・木古内駅のおばさん・漁港のおばあさん・寿旅館さん・他挨拶をくれた人々

朝、ポツポツという雨音で起きると、かなり大雨でした。
久し振りの雨です。
水たまりをバシャバシャ掻き分けて、フェリーターミナルからすぐ近くの「開陽丸」を見に行きました。

幕末に海に沈んだ軍艦「開陽丸」は、13億5千万円をかけて復元され、発掘調査で引き揚げられた遺物を展示した海底遺跡でもあります。
黒い船体に“開陽丸”の白い文字がカッコイイ。
甲板からは、霧に包まれた島や海が見えます。
大きな舵をギシギシ回したり、マストを見上げたりしてから砲甲板へ降りると、大砲やハンモックを展示していて、開陽丸歴史ジオラマもありました。
結構、広いなあ。
居住甲板は、引き揚げ遺物があり、錆びたピストルや銃弾、歪んだ船体装飾品が数多く展示されています。
船が沈む時、みんなどんな気持ちだったのかなあ…タイタニック号を思い出しました。

やっぱり船はいいなあと思いつつ、江差駅から木古内駅へ行こうとすると、大雨で列車が止まってました…。
今日、青函トンネルから本州に戻ろうと思っていたけど、津軽海峡線もしばらく停止。
確かに大雨だったけど、これくらいで列車って止まるもんなんだなあ…。
とりあえず、動くようになった列車で木古内駅まで行くと、松前町へ行くことにしました。

松前町へ行くにつれて、空は青く気温は高くなってきました。
瓦屋根や蝉の鳴き声が懐かしいなあ。
海沿いの道から「天神坂門」を潜ると、桜の名所「松前城(福山城跡)」に到着。
日本最北、最後の日本式築城は函館戦争で、土方歳三率いる旧幕府軍によって落城。
天守の内部は資料館になっていて、春は桜に覆われるキレイな城です。
桜の時期に、また来たいな。

城を出ると「松前神社」と里桜の街道を通って、バラ園へ。
赤・白・黄のバラが、揚々と咲いていてキレイでした。
公園内にはアジサイも沢山あり、薄い白から濃い赤、黒に近い紫まであって、鮮やかに公園を彩っています。
キレイだなあ!
アジサイの深い青色が、とても好きです。
酸性にアルカリ性、地下の養分を吸って花の色を変える、不思議な花。
ルドベキアも沢山あります。

カントリーパークの日本庭園を見て「松前藩屋敷」へ行くと、イベントをしていました。
藩政時代の松前を再現していて、関所や武家屋敷、廻船問屋にヤン衆の番屋などの町並みが広がっています。
家の脇に吊された浮き玉が、太陽を反射してキレイ。
べこ餅や魚貝類を販売する露店が、賑わっていました。

それから5ヶ寺を残す寺町に入り、「光善寺」で“血脈桜”、「龍雲院」で“蝦夷霞桜”なんかや、「法鐘寺」の“双龍の滝庭園”を見ました。
城の「月琴掘」や“夜の闇の井戸”周辺にもアジサイが咲き、キレイでした。

北海道にも、こういう感じの町があるんだな。
寄るつもりじゃなかったけど、見に来て良かった。
木漏れ日の下、蝉の鳴き声を聴きながら砂利道を歩くのも、楽しかったです。
暑い夏を感じました。

そうして、木古内駅に戻ると、海底駅見学整理券を購入。
明日、北海道を出ます。
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奥尻島のクローバー
2007-07-27 Fri 23:17
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日数:118日目
距離:北海道島牧村道の駅「よってけ島牧」〜北海道江差町フェリーターミナル
支出:4128円
多謝:道の駅で車泊の皆さん・道路パトロールのお兄さん・フレッシュ瀬棚さん・クリーニング瀬棚さん・奥尻島へ行くおじさん達・奥尻島観光案内所さん・辻みやげ店さん・うにまる・キムラフォトさん・加賀谷商店さん・奥尻ハイヤーさん・鈴木さん・札幌のご夫婦・他挨拶をくれた人々

夏休みも始まっただけあって、道の駅には車泊の人達が結構います。
朝は、自炊のいい匂いが漂ってきました。
江差町へ向かう人で乗せてくれる人はいなかったから、とりあえずそっちへ歩いて行きます。

海岸沿いの国道をひたすら行っても民家はなく、ほとんど車も通らず、トンネルばかりが続いて寂しいなあと思っていたら、道路パトロールの仕事をしている人が乗せて下さいました。
仕事中なのに、ありがとうございます!
この辺は過疎化が進んでいるらしく、確かに何もなくて生活には不便そうだけど、海はとてもキレイです。

瀬棚町に着いたら降ろして頂いて、フェリーターミナルから「奥尻島」へ。
曇り空の中、島の全景が見えてきました。
「奥尻島」の海は、曇りの今日見ても碧に見えるから、晴れた日は相当キレイなんだろうなあ。
奥尻港に到着すると、太陽みたいな形のマスコット「うにまる」がお出迎え。
カワイイ。

港から近くにある、鍋の取っ手のような「鍋釣岩」を見に行く途中、島のおばあさん達に飴とか色々戴きました。
「ここさ静かなところでねぇ、時計も止まってるんだよ」
そう笑いながら言っていました。
穴の空いた「鍋釣岩」を見ていたら、地元のお姉さんが車に乗せて下さいました。
ありがとうございます!

色々と教えてもらいながら、奥尻島巡りです。

「宮津弁天宮」は、大漁祈願の社。
高い岩の上にちょこんと建っています。
島の北にある稲穂岬の「賽の河原」は、海難犠牲者や子どもを慰霊する地で、至る所に小石が積み上げられています。
北海道南西沖地震の犠牲者へ、お姉さんと線香をあげて黙祷しました。
海抜369.3mの「球島山」へ登ると、島の北側が一望できます。
さっき見た「鍋釣岩」が、小さな指輪のように見えます。
山の駐車場にはクローバーが沢山生えていて、お姉さんはよくここで四つ葉のクローバーを見つけて、押し花にしているそうです。
自分も一緒に探してみると、いきなり五つ葉を発見!
四つ葉も見つけたことないのに、ビックリです。
四つ葉も戴いて、嬉しいな。
島を横断する途中には、キレイなブナ林や、島民が災害復興記念に植えた、まだ小さな桜並木がずっと続いていました。

島の東から西へ出ると、象の鼻の形「北国岬」や絶景の「北追岬」、「カブト岩」や「モッ立岩」などの奇岩、柱状節理「ホヤ石」に氷爆滝「ホヤ石の滝」、三角形の「無縁島」…と多くの景勝地があります。
キクニガナやアジサイの花々もキレイ。

島の南、青苗は地震の被害が一番大きかった地区で、「奥尻島津波館」があります。
隣には「時空翔」という慰霊碑が白いハマナスの丘にあり、壁には犠牲者の方々の名が刻まれています。
津波館では、当時の災害記録や島の歴史と自然を伝える映像を観ました。
島にはまだ、地震の傷跡が残っている場所もあり、津波の高さを記した看板や津波対策の町づくりが目につきます。
人のバイタリティは、測りしれません。
新潟県中越沖地震もそうですが、犠牲者の方々のご冥福と、一日も早い復興をお祈りします。

島の東へ戻ると、御影石の海岸「長浜海岸」を通り、トゲトゲの「うにまるモニュメント」近くにある濃いアジサイを見せてもらい、奥尻港へ戻ってきました。
お姉さん、非番の日だったのに本当にありがとうございました!
とても楽しかったです!
また、晴れた日の秋に来て、ブナの紅葉も見たいです。

「うにまる」にまた見送られて、江差町へ移動。
日本一の夕日は、曇って見えないなあ。
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