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砂漠の真ん中
2008-07-05 Sat 23:18
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日数:245日目
距離:鳥取県倉吉市米小旅館〜鳥取県鳥取市自由空間鳥取店
多謝:米小旅館さん・日の丸自動車さん・三仏寺の皆さん・大山町の親子さん・鳥取市観光案内所さん・ループ麒麟獅子さん・鳥取砂丘パークインフォメーションさん・駐車場のおじさん・自由空間鳥取店さん・他お世話になった皆さん

昨日は風車と田園がキレイな風景を見て、倉吉市まで移動しました。
さすがに汗かいたから宿に泊まろうと思ったけど、こういう時に限ってユースはない…。
「米小旅館」さんに泊めて頂くと洗濯機もタダだったから、これを機に持ち物全部洗濯しました。
スッキリ。

今日は、三朝町の三徳山の麓にある三徳山へ。
その昔、修験道の行場として栄えていた三徳山は、神と仏の宿る霊山として知られ、信仰を集めています。
その三徳山にある三仏寺の奥の院である投入堂へは、本堂の裏から参拝登山ができるそう。
石段を上がって、皆成院・正善院と回った後、輪光院には干支の動物とそれぞれ一緒にいる12体のお地蔵さんが並んでいました。
その先の宝物殿の庭には、苔むした素朴なお地蔵さんが無造作に点々と立っています。
向かいには水琴窟があって、小さな仏さんに水を掛けると、透き通った音がどこからともなく聴こえてキレイ。
地中に伏瓶を埋めて空洞を造り、そこに滴り落ちる水が反響して琴の音のように聴こえるそうです。
風鈴みたいで涼むなあ。

石段を上がりきると、三仏寺と修復中の本堂に到着。
登山事務所に行ったけど、1人だけでは登山できないので他の人が来るまで待つことに。
投入堂までの道のりは、木の根や岩や鎖をよじ登るなど厳しいらしく、滑落死亡者も出ているのだとか。
なのでしばらく待っていると、小学生の男の子とその父親がやって来て、彼等に同行させて頂きました。
輪袈裟とクマ除けの鈴を身に着けて、いざ出発。
袈裟には「六根清浄」と書かれていて、眼・耳・鼻・舌・身の五感と意(こころ)を煩悩が芽生えないよう清めるそう。
高低差は200m、距離は700mほどで往復1時間30分程度の道のりです。
荷物は全部預けて、手ぶらで登りました。

渓流に架かった宿入橋を渡ってすぐ、野際稲荷から文殊堂までは、自然ほぼそのままの険しい山道。
つい最近に死亡事故が発生した「危険」の看板がある崖の上を過ぎると、崖に突き出した文殊堂に到着しました。
そこからの眺めは緑一色。
青い空も鮮やかです。
同じような造りの地蔵堂を過ぎたら、鐘楼堂の鐘を勢い良く一突き。
本堂まで届く鐘の音です。
その後の道は難所もなく、納経堂に岩屋の観音堂、元結掛堂・不動堂を通ると見上げた先に投入堂が。
前面は断崖に向けての舞台造りで、垂直な崖に浮かぶように建っています。
あんなのよく建てたな…この建築仕事自体が修験だろう。
それにしても、意外に近かったです。
登山の平坦な道を除いて難所だけ残したような道だったけど、1人で行ってたらどこかで落ちて骨とか逝ってたかもなあ。
鎖は石鎚山と違って、登りやすい造りだったけど。
親子さんは3度目の参拝だったから、頼りになりました。
帰りの方が時間が掛かったくらい下山は危険なんだけど、男の子は元気でした。
その子をサポートする父親…親子仲がいいんだなー。
幼い頃に親子でどこか行ったりって、楽しいんだろな。

下山すると、三徳山を後に鳥取市まで移動。
親子さん、ありがとうございました!
鳥取市と言えば、鳥取砂丘です。
どんなものなのかと展望台から行って見ると、小さな砂漠のような広大さでした。
東西16km、南北2.4kmの海岸砂丘。
流れ出る千代川と風が運ぶ砂を、10万年の歳月の中で積み上げた丘には、5〜6mの風が吹くと現れる風紋や、頂部に達して積み上げられた砂が安定角度の限界を超えて崩れ落ちた砂簾が見えて、まさに自然の芸術です。
砂の美術館では砂の彫刻を野外展示していて、タージマハルや人頭有翼の雄牛像など、アジアの世界遺産がすべて砂で造られていました。
展望台から砂丘まで下りると、やっぱり砂漠みたい。
松などの草木が茂る一帯から、結構急に砂一面の砂丘になっています。
まずは、馬の背という砂丘の頂に上ってみました。
高さ47mの砂丘列からは、砂丘海岸や起伏に富んだ雄大な砂丘の景観を眺めることができます。
長者ヶ庭と呼ばれる低地には湧き水があって、先日の雨でオアシスのように水溜まりが出現。

砂丘は自由に歩くことができて、番地を記した杭を目印にてくてく歩いてみました。
真ん中辺りに来ると、また景観が違って、風紋や赤土露出地、砂の窪地、砂丘植物など色んなものが見れます。
裸足で歩くと、結構砂が熱いなあ。

今度は浜辺の方へ出ると、たくさんの人達が泳いでました。
水着を着てくれば良かった…!
波打ち際を歩いて、パシャパシャ遊んでのんびりしました。
海はキレイだな。
今日は晴れていたから夕陽とイカ釣り漁船の漁り火を見ようと思ったけど、人が多くて居心地悪かったし、何だか疲れたので帰りました…。
1人で来てる人が誰もいなかったもんな。
良い所だからずっといたいんだけど…。

今はもういない子と、一緒に見たかったなあとか未だに思う辺り、自分は本当に後ろ向きだと思いました。
あー、何か切ない。

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