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大雨、再来
2008-06-29 Sun 21:30
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日数:239日目
距離:島根県日原町枕瀬山キャンプ場〜島根県太田市YH城福寺
多謝:枕瀬山キャンプ場さん・コミュニティバスのおじさん・鹿島タクシーのおじさん・日原天文台さん・防長交通さん・駅そばさん・キオスク津和野駅店さん・太鼓谷稲成神社社務所さん・世界こども美術館受付さん・YH城福寺さん・他お世話になった皆さん

昨日の夕方から、傘が吹っ飛ぶほどの強風に雨です。
萩市から山口県を出て、島根県の日原町へ入って行ったんだけど、風が…風が凄いよ。
日原町へ来たのは、枕瀬山の日原天文台を訪ねるため。
でも風に圧されて雨宿りしていると、コミュニティバス(多分)の運転手さんが、日原天文台まで送って下さいました。
ありがとうございました!
マムシも出るらしいし、助かりました。

夜間の天体観測はこの天気だと当然無理だけど、施設見学は大丈夫でした。
天文台のおじさんが科学館の方を案内してくれて、地球の生い立ちとこれから先の危機や、太陽のエネルギーについて見学。

その後、宇宙シミュレーションソフトの「Mitaka」で、地球から現時点で完成している地図にある、宇宙の果てまで行ってきました。
スクリーンで地球から月、月〜太陽系惑星〜太陽〜太陽系〜天の川銀河〜アンドロメダ銀河〜銀河団〜宇宙の果て…最終的には立体の砂時計型に収束した星の宇宙と、周囲は真っ暗闇の未知の世界に。
何もない…暗闇の真空は“無”ってことなのかな。
“無”って、闇も光もない、視覚も知覚もできないようなイメージがあるけど、そしたらソコって仮に何が見えてるんだろう?
あ、生きてられないから見れないか…でも気になる。
そこからまた、超スピードで地球にダイレクトアプローチ。
過去のことで悩んでいる自分は何なんだ、という気分になります。
ちっぽけで些細な存在がくだらないことを考えてるだけなんだろうけど、個人にとってみればそれが宇宙がなくなることより重大だったり。
自我って孤独。

それから最後に、小型望遠鏡に囲まれた天文台の観測室へ移動して、75cm反射望遠鏡を見ました。
1985年に全国初の公開天文台として造られた望遠鏡で、世界最大のすばる望遠鏡の試作鏡を使い、形も方式も真似て造られています。
うーん…晴れてたらなあ。
外では遠くに日原の町の灯りがポツポツと光って、木製ブランコが風に揺られています。
売店のある天文資料館はラジオが流れていて、ソファで収蔵書を読めるようになっているから、ゆったりできる感じ。

天文台からちょっと下った場所にある枕瀬山キャンプ場に泊まることになっていたんだけど、真っ暗なので天文台のおばさんが送って下さいました。
ついでにキャンプ場には誰もいないから、懐中電灯と座布団を貸して頂きました。
ありがとうございます!
このキャンプ場、ライトが1つ点いてる以外は本当に真っ暗で、オマケに雨風が強いからちょっと大変でした…。
トイレの電気は点かないから懐中電灯で照らして、結局シャワーは見つけられなくてそのまま寝ることに。
そしたら、何だかデカい蟻が発生し始めて、寝るどころじゃなかった…。
ゴキブリならまだいいけと、蟻は苦手。
幽霊とかの方がいいかも…暗闇は怖くないけど、見えなくて困ります。

次の朝は豪雨。
枕瀬山から下りて津和野町まで移動する頃には弱まっていて、津和野の太鼓谷稲成神社へ行ってみました。
このお稲荷さんは、本殿に登る参道に鳥居がズラリと奉納されています。
千本鳥居というらしく、数えられなかったけど…とにかくいっぱい。
参道はつづら折りになっているから、下から見上げると朱い鳥居が段々に列んでいるのが分かります。
その朱いトンネルをくぐって進むと、本殿と旧殿がある境内に到着。
油揚げをお供えして参拝です。
心願成就の神として、ここの神社の“いなり”は“稲成”とされるそう。
奥には婦命社があって、前掛けを付けたキツネさんがいました。
カワイイ。
油揚げはレンガの炉に入れて供えるようで、面白かったです。

帰りは車道の方から下へ。
境内からの眺めも良くて、下にはグラウンドがありました。
それから今度は浜田市まで移動して、世界こども美術館というところへ行きました。
企画展で77の国・地域の子供が描いた絵を展示していて、無限の可能性を見た感じです。
日本は写実的になのに対して、他のアジアや南米はカラフルで細かい色の絵が多くて、ヨーロッパは抽象的…でもみんな個性的で面白い。
芸術家の作品も展示していて、騙し絵のエッシャーとかピカソとか、シャガール…ミロとクレーの絵が見れたのは良かったです。
子供が遊べる創作室は家族連れで賑わっていて、自分は図書室でクレーの「children's corner(子供の領分)」て本を読んでました。
子供でも描ける絵を大人が描けるのは、凄いと思います。
子供の頃にどんな絵を描いていたかなんて、もう思い出せないって人もいるのに。

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