




日数:230日目
距離:佐賀県佐賀市サイバック佐賀白山店〜福岡県星野村星の文化館
多謝:サイバック佐賀白山店さん・佐賀県立図書館さん・筑後市中央公民館図書室さん・堀川バスさん・星の文化館さん・宿泊客のカップルさん・天文台のおじさん・他お世話になった皆さん
最近、雨に好かれています。
今日も雨で、何だか行動力を削がれていました…。
雨って凄いパワーだなあ。
こっちの気を持っていかれる…で、代わりに植物達は生き生き。
しとしと水に潤って、どこか嬉しそうに見えます。
葉に水滴が溜まって溜まって、それが重さでパタッと落ちた後に葉がプルプル揺れるのとか見ると、植物も動物と同じように生きてるんだよなあと、今更に思います。
それを育てて苅り殺して食べてるわけだけど。
それ言ったら、何も食べられずに死んじゃうからなあ…。
命は他の命を糧に生きていけるってことは、動物も植物も昆虫も、生き物みんな結局は繋がってるってこと?
…何だか頭がグルグルしてきました。
考えるの終了。
1年の内の3分の1の雨が梅雨に降るって聞いたけど、いっぱい降って夏に水不足のトコが出ないといいなあ。
…夏、イベントとか祭りとか楽しみだな!
佐賀の町を歩きながら、また花で4色を探してみたところ、やっぱり黒がありません。
黒い花って、何であんまりないんだろう。
太陽で焼けるから?
代わりに青いアジサイで揃えてみました。
ところで、アジサイの名前の由来に、自分の名前と同じ部分があったのにビックリです。
集(あづ)と真藍(さあい)で、もともと“集真藍(あじさい)”だってね。
ライラックに付けた“紫陽花”の漢字が定着したみたいだけど、こっちも合ってるな。
そんな感じの日だったので、図書館でほぼ1日を過ごしていました。
朝に行っていたのは、佐賀県立図書館。
ホールには、あさのあつこさんが「文藝春秋」で連載している「おとなの絵本館」で紹介された絵本をピックアップしてあったり、rock'n'rollと題してカート・コバーンやビートルズの本が展示されていました。
「おとなの絵本館」好きなんだよなあ。
というか、あさのあつこさんが好きです。
「バッテリー」シリーズ(「ラスト・イニング」も)はもちろん、「福音の少年」と「No.6」シリーズ、「晩夏のプレイボール」、「ランナー」…また読もう。
図書館では、物色の時間の方が長かったかもしれません。
佐賀県を出て福岡県に入っても、雨は降り続いていました。
田園地帯では、ひとつひとつの水田に水がたっぷり張って、全部で大きな鏡のように光っています。
山からは幽霊みたいな水蒸気。
そんな景色の中、羽犬塚(はいぬづか)という良い感じの名前の町にある、筑後市中央公民館の図書室でまた読書。
児童書がたくさんあってワクワクしていたけど、読んだのはYA系のブレント・ライアンさん著「14歳。焼身自殺日記」。
タイトルと裏腹に、生きることへの目覚めを書いた力強いノンフィクションでした。
それから夕方になって、バスで福岡県の南東にある星野村へ移動しました。
濁流の川沿いを上がって行った村で、水縄山地を背に「星の文化館」という天文台があります。
この雨じゃ確実に星が見えないことは分かってるんだけど、プラネタリウムと宿泊施設もあるし、取りあえず行ってみたかった感じ。
山上の天文台からは、星野村の棚田がよく見えます。
天文知識をズラッと印刷してあるトイレットペーパーや、フォトCDなんかがあるグッズショップが面白いし、スタッフさんが送迎もして下さいました。
温泉や茶畑もある周辺を散歩してから、ライブラリと部屋でまた読書。
いしいしんじさんの「プラネタリウムのふたご」と、岡田斗司夫さんの「二十世紀の最後の夜に」を読みました。
図書館とか書店とか…本がたくさんあるところって、宇宙みたいだな。
1冊の本が星で、1つの世界があって。
それがたくさんある図書館なんかは、星がいっぱい集まった銀河。
地球にいながらにして、どこにでも冒険に行けるお手軽さ。
職業が宇宙飛行士じゃなくても、冒険家じゃなくても、スポーツ選手じゃなくても、ページを捲れば主人公になれちゃうんだから、本は偉大です。
小さな古い本屋さんでも、自分にとってはどんなビルやテーマパークよりも大きくて広い場所。
無限の面白さを内包しているビックリ箱です。