




日数:213日目
距離:鹿児島県内之浦町・旅館ふくのや〜鹿児島県鹿屋市鶴園ビジネスホテル
多謝:旅館ふくのやさん・内之浦宇宙空間観測所受付さん・鹿児島交通さん・Aコープ内之浦さん・バスセンター前のおじさん・航空基地に案内してくれたおじさん・航空基地史料館の皆さん・第一交通タクシーさん・吉井動物病院さん・鶴園ビジネスホテルさん・他お世話になった皆さん
朝です。
部屋のカーテンをザッと開くと…微妙な小雨。
木々の葉が揺れて、港の船がグラグラしているから風もあるんだろうけど、昨日よりは断然マシです。
ということで、昨日行けなかった内之浦宇宙空間観測所へ行くことにしました。
新しく購入した傘を差して、いざ出発。
宿の奥さんは、最後まで心配して下さいました。
朝食も食べていきなって言ってくれたし。
どうもありがとうございました!
宇宙空間観測所までの道は、舗装された坂道なので行きやすいです。
雨もサラサラで、傘を差さなくても大丈夫みたい。
道を上るにつれて、町の田園や海が眼下に見下ろせます。
今日は柴田淳さんを聴きながら、モミの木っぽい緑の林を眺めつつ、テクテク歩き。
ピアノがキレイです。
宇宙空間観測所まで辿り着くと、受付で入館許可。
警備員の人が歩いている自分を見たらしく、「乗せてあげようと思ったんだけど、後から来る車が乗せるかと思って」と言っていましたが、多分それ考えてる内にシャーっと通り過ぎるよね…!
車に乗せてくれる人は、大抵「思わず止まった」とか「1人じゃ危なくない?」とか、あまり頭で考えずに勢いとタイミングで止まるみたいなんです。
反射のような親切心。
警備員さんは考えてたから…でも5kmくらい、誰かを頼りにしませんよ。
大丈夫です!
ありがとうございました。
この観測所ではロケットや衛星の打ち上げ、それらの追跡やデータ取得などの業務が行われています。
基本は種子島と同じだけど、種子島より規模が小さくて山の台地に建物が配備されている珍しい特色の射場です。
そして、どこから立入禁止なのかがあやふやなほどに、自由に見学が可能。
なので、広大な敷地をフラフラと歩き回りました。
基本的に建物内には入れないので、施設を見物するだけですが…中型ロケットを打ち上げているKSセンターには、ロケット組立室・発射ドーム・風向風速塔・危険品操作室が並んでいました。
標高276mの台地に造られていて、組立室にはランチャーが入っているそう。
テレメータセンターには、観測ロケットからと衛星から、それぞれ送信されてくる電波を受信するテレメータ系設備装置の2つの建物と、34mパラボラアンテナがあります。
隣のコントロールセンターは謎だったけど…。
ルドベキアかな、黄色い花が咲いていてキレイでした。
橋を渡って丘の上には20mパラボラアンテナの台地があって、観測所の景色が眺められます。
山の上だから霧がモクモクだったけど、遠くにM(ミュー)センターが。
丘を下りて、少し離れたそのMセンターへ向かいました。
ここは標高210mのMロケット射場で、芝生の向こうにロケット組立棟・人工衛星整備室・ロケット整備塔・半地下式の発射管制室が配置されています。
やっぱり大きいなあ。
それから、宇宙科学資料館でロケットや人工衛星のモデル、機器部品を見ていたんですが、人工衛星の中に「スプートニク1号」がありました。
アルミニウムの球から4本のアンテナが一方向に突き出たシンプルな形。
1957年にソ連が打ち上げた世界初の人工衛星ですが、自分は同じ年に打ち上げられた「スプートニク2号」の方が印象的です。
あのライカ犬が…。
世界で初めて生物を送り出したとして成果を上げたけど、ライカ犬は熱とストレスで打ち上げ後の数時間で死んでしまったそうです…。
怖くて寂しかったろうな。
観測所を出ると、内之浦から再び鹿屋市街へ。
向かったのは、鹿屋航空基地史料館。
海上自衛隊の基地内にあって、たくさんの現役を引退した航空機が屋外に展示されていました。
本当にたくさん…!
館内2Fは、海軍航空の歴史…神風特攻隊のコーナーがあり、その経緯のパネル展示や隊員の遺影が保存されています。
平和祈念館と比べて軍事色が強い感じだったけど、“スマートで、目先が利いて几帳面、負けじ魂これぞ船乗り”という海軍精神は好きでした。
1Fには、海上自衛隊航空部隊の発展をテーマに展示。
機体のコックピットやエンジン、内部が事細かに見れて面白かったです。
ライカ犬もそうだけど、技術発展の裏には何かしらの犠牲があるんだな…自分の技術とか小規模だったら、犠牲なんて時間や体力で済むのに。
国の犠牲になった特攻隊の人達だって…本当に未練がなければ、遺書なんて書かないと思うけどな。
史料館を出る前に館の職員さん達と話をしていたら、何かパンフレットとか本とか色々と下さいました。
「もっとあげようか?」って聞かれたけど…十分です!
ありがとうございます!
本、嬉しいなあ。
他にも宿を調べてくれたりして、とても親切。
おかげで宿では値段を安くして頂きました。
お世話になりました!
色んな人がいるなー。
みんな優しい。