




日数:208日目
距離:鹿児島県南種子町門倉亭南荘〜鹿児島県鹿児島市リトルアジア
多謝:門倉亭南荘さん・種子交通さん・鹿児島開発総合センター受付さん・コスモラインさん・ロケットさん・市立科学館受付さん・プラネタリウム案内さん・リトルアジアさん・宿泊者の皆さん・他お世話になった皆さん
今朝起きると、台風のような雨風でした。
昨日はムシムシした空気だったから結構降ると思ったけど、やっぱりもう梅雨入りなんだろうな。
今日は、西之表の種子島開発総合センターに寄ってから鹿児島市に戻ります。
雨の匂いがいいなあ。
バスでガタガタと揺られて、車窓から風景を眺めてると眠くなります。
晴れてると透明度の高い海岸もいいけど、すそ野に広がる田園風景も緑が萌えててキレイ。
種子島には宇宙センターの他に、増田宇宙通信所・広田光学観測所・門倉光学観測所・宇宙ヶ丘追跡所という施設が点在してて、そこからロケットや衛星などの監視をしているんだそうです。
宇宙開発技術の会社や、ロケットを製造してる愛知県の三菱重工業のロンチサービスセンターもあって、島の中に未来の最先端が集まってる感じ。
ロケットに詰まってるのって、人の夢そのものだ。
やりがいある仕事なんだろうなあ。
鹿児島開発総合センターに到着すると、展示物を見学です。
大航海時代の極東地図や伊能忠敬の種子島測量地図とか、好きでした。
1543年、種子島最南端の門倉岬に南蛮船が漂着して鉄砲が伝来したのは有名だけど、当時の種子島主が16歳だったのがビックリ。
彼がポルトガル人に「その鉄の棒は何か」と訊ねたのがキッカケらしいです。
いくら明国人がいたからって3国の間でよく話が伝わって、鉄砲なんてもね見よう見まねで造れたもんだな。
人間って凄い…言葉の壁も臨戦態勢も何のその。
館内には、ポルトガル初伝銃と国産第1号火縄銃を始め、国内外の古式銃が約100挺も展示されていて、フリントロック式とかもありました。
そうして種子島の西之表港から、今度は鹿児島市へ戻るために高速船へと乗り込みました。
波が高くてちょっと揺れたけど、雨の中、薩摩半島と大隅半島との間を通って鹿児島湾に入り、桜島を横切って鹿児島本港に到着。
鹿児島市も土砂降りです。
ずっと離島でのんびりしてたから、市街地がとても都会に見えます。
ビルとか信号が新鮮。
サンダルでバシャバシャ歩いて、鹿児島市立科学館へ行ってみました。
ここにはハイブリッド・プラネタリウムがあって、光学式プラネタリウムとバーチャリウムの機能が融合しています。
その投影室がガラス張りになっていて、中の様子を見ることができます。
大きなフィルムは映画館の映写室にあるのと似た感じで、映画館でバイトしてた頃を思い出しました。
他にはサウンドシステムのミキサーや、光学式プラネタリウムと全天デジタル映像システムの両方を操作したり音響から照明まで一括制御するハイブリッド・コンソール、バーチャリウムを制御する18台のコンピュータ。
16台のコンピュータにデジタル映像が入っていて、残り2台は音響用とホストコンピュータなんだそう。
操作してみたいなあ。
そのドームで、プラネタリウムとドームシネマを観ました。
プラネタリウムは星がよく見えたけど、波照間島とかで見た星空の方が多かったな。
1,000万個の星を投影できるプラネタリウムよりも星が見えるなんて、南の島々は凄いです。
プラネタリウムも、天の川がはっきりとしたモヤで浮かんでキレイだけど。
ドームシネマは、北アメリカ大陸の南西岸に長く伸びた半島、バハカリフォルニアの海の様子を撮影したものでした。
冷たい海水に育まれた豊富なプランクトンから多くの生物が集まってできた海のオアシスは、海が見えなくなるくらいの魚達でいっぱい。
日本の海が田舎なら、こっちの海は都会…海中が生物で渋滞しています。
ここではみんな、食べ物に困ることがなくて、見事な食物連鎖による命のサイクルが成り立っているようです。
どんな命も対等で、それぞれが繋がっているんだとよく分かります。
死んだ命がまた新たな命を育むのが自然…人間も同じになれるかなあ。
そうして命を繰り返すなら、どこか見えない無意識領域で生死の境があっても繋がっているんだと思いたいです。
科学館には市立図書館が隣接していて、科学館の展示物を見た後はそこで本を読んでました。
図書館は落ち着きます。色々と調べものをしていたら、いつの間にか夕方に。
雨も上がって晴れ間が見えています。
鹿児島中央駅方面に向かい、ゲストハウスに到着すると、外国人のお客さんが多かったです。
この「リトルアジア」さんでは夕食会があって、280円で美味しい夕飯を食べさせてくれました。
煮込みハンバーグに野菜炒め、ゴーヤちゃんぷるー、卵の吸いもの、サラダと豪華。
ここ数日は夜に米を食べれてなかったから、ご飯も美味しいです。
10人くらいで机を囲んで戴きました。
ご馳走様でした!