




日数:153日目
距離:和歌山県和歌山市コミックバスター和歌山店〜和歌山県紀美野町美里温泉かじか荘
多謝:コミックバスター和歌山店さん・和歌山バス案内所さん・こども科学館さん・プラネタリウム解説員さん・オレンジバスさん・みさと天文台さん・静岡県のお姉さん達・美里温泉かじか荘さん・他お世話になった皆さん
昔行った「みさと天文台」の望遠鏡がまた見たくて、和歌山県まで南下してきました。
どうせなら晴れの星空で見たかったけど、やっぱり雨だなあ。
先に「和歌山市こども科学館」へ行くと、展示室に“テルミン”があったので触ってみました。
テルミンは世界最古の電子楽器で、演奏者がアンテナに手を近づけたり遠ざけたりすることで、音階を作り出します。
名前だけは知ってたけど、実際に見たのは初めてかも。
当時は真空管とかで作られていたみたいで、現在ではトランジスタやICで作られて、プロ用の販売もあるそうです。
よくわからないけど、手をかざすとフヨフヨと電子音が鳴り、下にかざすほど音が高く、上にかざすほど低くなって面白いです。
楽器自体に触れず演奏するところが変わってるな。
テルミンで遊んだ後、天文写真の並ぶ階にあった「星空ガイドブック」を頂き、プラネタリウムを鑑賞。
番組は南のひとつ星、フォーマルハウトの物語でした。
科学館を出たら、美里町へ出発。
雨は何だか酷くなっているような。
流石に雨だし、野宿は無理かなと思って宿に泊まることに決定。
本当は2食じゃないとダメなところを、素泊まりで安くして頂きました。
しかも、色々と心配して下さったり親切に教えて下さったり…ありがとうございます!
懐中電灯も持ったし、傘を差して「みさと天文台」へ出発。
途中で赤いアザミや栗を発見しながら遊歩道へ入ると、思いきりぬかるんでいました。
それでも滑ることはなく、順調に山の頂上まで到着。
いつの間にか雨は止み、駐車場から雲の切れ間に覗く夕陽の残り火が見えました。
案内施設「月の館」と天文台「星の塔」の周りには、野辺山から来た8mのパラボラアンテナや美里町の情報通信センターがあります。
案内施設で夜を待ってから、研究員の方と塔のてっぺんにある105cm反射望遠鏡へ移動。
赤道式で昇降式レフター。
1回目の観望会は自分ひとりです。
曇っていたはずの雲の隙間から、眩しい月が見えています。
雲の流れがとても早いです。
今日は満月の次、16日目の“十六夜の月”。
キレイだなあ。
最初に、見たかった惑星の「天王星」に向けてもらいました。
予想以上に小さく見えるのだけれど、エメラルドより深い翡翠のような色。
当然リングまでは判断できないけど、感動でした!
次に覗いたのは煌々と輝く「月」のクレーター。
明るすぎて、目に残像が残ります。
反射望遠鏡だから、上下左右が逆なんだよな。
それから、太陽系で最も遠い惑星「海王星」。
更に小さく恒星のようだけど、ぽんやりとしていて白のような青のような不思議な色味に見えました。
コレであと見てない惑星は「火星」だけ。
その次は「ホームズ彗星」という、今話題の彗星。
100年以上前に発見されたその彗星が、10月24日に突然アウトバーストして今までの40万倍ほど明るく輝き出したそうで、今はペルセウス座の横で肉眼でも見られるそうです。
実際に望遠鏡を覗くと、周りがぼやけて、惑星の光に近い黄色っぽい光が見え、これが本当に彗星なのかと驚きました。
肉眼で見ると、2等星の星と同程度に輝いています。
2回目の観望会で、プロジェクターを使ってその彗星の説明をしてくれたんだけど、これからどうなっていくのか世界が注目しているそうです。
計算で予測して、実際に観測して、結果からまた次を予想して…国立天文台の研究員さんからアマチュア天文同好会さんまで、写真やデータで大騒ぎして子供みたい!
そういう「これは何だ?」、「どうなっているんだ?」とかの好奇心が、色んな宇宙の発見をしてきたんだろうなあ。
気持ちがあれば、大人も子供も関係ないんだな。
彗星のあとは、「M15」や「アンドロメダ銀河」を見せてもらって大満足。
1回目はひとりだったから質問もたっぷりできたし、望遠鏡を制御するソフトのことも教えて頂きました。
ありがとうございました!
帰りは、同じ宿に泊まる静岡県の科学館から来たお姉さん達に、同乗させて頂きました。
ありがとうございます!
なんと、朝のプラネタリウムでも一緒だった方々でした。
科学館や天文台で働く近道とか、教えて頂きました。
知り合い、ボランティア、協会かあ…。
帰りもお気をつけて!