




日数:152日目
距離:奈良県斑鳩町いかるが聖書教会近く〜和歌山県和歌山市コミックバスター和歌山店
多謝:登山のおばさん・法隆寺の皆さん・中宮寺のおじいさん・法隆寺前バス停案内所さん・宇治駅前交番さん・宇治バス案内所さん・果樹研究連合会柿部会さん・柿のおばあさん・コミックバスター和歌山店さん・他お世話になった皆さん
寒さと雨で目が覚めてから、今日は「法隆寺」へ行きました。
朝早くに出たけど道に迷って、ちょうど開門時間に到着。
途中、法隆寺の向こうの山へ日課で登っているおばさんと会って、南大門まで連れて行ってもらいました。
ありがとうございました!
中へ入った「西院伽藍」は、金堂・五重塔・中門・回廊など飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築。
世界文化遺産には、この建築物群が登録されているそうです。
今日は3番乗りでした。
順番競争してるわけじゃないけど。
修学旅行で来たはずだけど、全く覚えがありません。
何だか当たり前に建っているけど、こういう存在は第二次世界大戦の戦禍中でも護られて、今ここに在るんだよなあ。
自分が触れた柱や床に、飛鳥時代の人も同じように触れていたんだと思うと、歴史は本当に事実なんだと改めて感じました。
エンタシスのある中門と廻廊を通って、五重塔と金堂へ。
金堂は薄暗くて、懐中電灯で中の仏像を拝見しました。
飛鳥時代の仏像は他の時代と違い、体が扁平で立体感がなく、微笑していて光背・二重台座があったりします。
スラリとしています。
大講堂の中から見える北の庭には、1本の桜の木がありました。
ポポポ、とピンクの花が咲いていて、本当に桜かと思って訊ねてみると、この桜は春の彼岸から秋の彼岸まで咲き続けるのだそう。
秋に見れると思わなかったなあ。
風で花ビラが少しずつ散ってゆくのが、キレイでした。
「西院伽藍」を出て聖霊院や食堂などを通り、大宝蔵院へ入ると、白凰時代の「夢違観音像」が。
悪い夢を良い夢に変えてくれるそうで、一番に合掌して願いました。
怖い夢を見ませんように!
推古天皇の「玉虫厨子」はキレイでした。
虹色の玉虫の羽根が敷かれてキラキラ、でもよく考えたら酷い…。
飛鳥時代から平成の世まで、1400年の遺産かあ。
それから東大門をくぐって進み、少し離れた「東院伽藍」へ。
中心となる夢殿は聖徳太子を供養するための殿堂で、太子等身の「救世観音像」が安置されています。
まだ微かに金色を帯びています。
あと、障子絵を納める建物の絵殿(エデン)という名前にときめきました。
境内の東端に位置する尼寺「中宮寺」の新本堂へ行ってみると、小さな赤い実のなったモチの木やまだ青いカリンの木があり、山吹の花も咲いています。
池の上にそびえる本堂には、御本尊「如意輪観世音菩薩半か像」が、左の足を垂れ右の足を左膝の上に置き、右手を曲げてその指先を頬に触れるかどうかの造形で座っています。
この仏像の微笑は“古典的微笑(アルカイックスマイル)”として、スフィンクスやモナリザと並んで世界の三つの微笑像と呼ばれているそうです。
「法隆寺」を出た参道付近で、今日は柿の日だからとPRの人達に柿を頂きました。
正岡子規の俳句「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺」に因んでらしく、富有という種類の柿。
ありがとうございました!
移動していると雨が酷くなってきたので、大人しく乗り物移動の日にすることに。
寄りたい場所があって、和歌山県まで戻って来ました。