




日数:123日目
距離:秋田県八峰町八森駅〜青森県弘前市弘前YH
支出:7035円
多謝:八森商工会さん・駅のおばあさん・緑地管理センターさん・オートキャンプ管理センターさん・列車の車掌さん・隣席のご夫婦・弘前市観光案内所さん・原クリニックさん・原子整形外科さん・ヒラタ薬局さん・ねぷた祭り警備員さん・弘前市のご夫婦・ビデオ撮影のおじさん・弘前YHさん・ホステラーの皆さん・他挨拶をくれた人々
8月になりました。
夏、真っ盛りです。
徳島県を出発してからは、4ヶ月が経ちました。
早いような遅いような…相変わらず、人の優しさに感謝する毎日です。
人に自然に、ありがとう。
今日は、夜に弘前市の「ねぷた祭り」を見るまで、秋田県側の「白神山地」バッファーゾーンに属する山「二ツ森」に登りました。
何だか名前に惹かれた…“二ツ森”。
天狗か妖怪でもいそうな、そんな感じ。
“夏休み”や“田舎”からくるイメージは小さい頃に読んだ「キツネ山の夏休み」です。
八森駅は無人駅で、雑草の生えた昔の線路や、陽の差し込む木造の階段、草刈りをしているおばあさん、待合室の薪ストーブ、目先には日本海が広がっていて、この長閑な雰囲気がたまらなく好きです。
これで、狐が出てきて友達になれたら、最高なんだけどなあ。
あの話の舞台は実際にはないけど、水まんじゅうとか出てくるから、岐阜県が近いのかも。
駅隣の商工会さんに、登山口まで送って頂きました。
ありがとうございます!
標高1086.2mの「二ツ森」。
登山口から山頂までの道はそんなに長くなくて、風が吹き抜けるブナ林の木陰を登って行きました。
山頂に着く直前に、何でか転倒。
左手親指を思い切り捻りました…。
最初は痛くて、山頂で独り泣いたけど、泣いてる内に色んな感情が混ざって、また泣けました。
誰もいないから、思い切り泣けてスッキリ。
白神山地の雄大な山々を眺めて、山頂にポツンとある小さな社で、お祈りしてから下山しました。
それから、病院もないので列車で弘前市まで移動。
途中、乗り換えのために、あきた白神駅で下車しました。
近くの「御所の台オートキャンプ場」から下に行くと、真っ青な海が広がっています。
ゴツゴツした岩場を歩いて、底が見える碧の水に足を浸けて遊びました。
目の前には日本海、後ろには白神山地の絶景です。
列車に乗ると、自由席なのに何か個室みたいになってました。
快速「リゾートしらかみ」は、日本海沿いを走る五能線で、窓は大きくて海の真上を走って行きます。
車掌さんに湿布を売っていないか聞いたら、売ってはないけど探してきて下さいました。
ありがとうございました!
とりあえず、応急処置。
色んな海岸を走りながら、千畳敷駅に到着すると、少し時間があったので「千畳敷」海岸へ。
白めの平らな岩が続き、名の通りに畳を敷いたような海岸です。
海鳥も繁殖しているようでした。
それから今度は、車内で津軽三味線の生演奏が始まりました。
ビックリです。
地元のおじさんとおばさんが、キレイな音色を披露してくれました。
三味線の凛とした音が好き。
その後、リンゴ畑の中を走りながら、整った「岩木山」を見つつ、弘前市に到着。
病院に行って、YHで荷物を預けたら「ねぷた祭り」を見に行きます。
すでに商店街の土手町通りは人が大勢集まって、ねぷたも準備をしていました。
スタート地点の空いた場所に入れてもらって、ねぷた観覧です。
「青森ねぶた祭り」と違うのは、組みより扇形の方が多くて、掛け声も「ラッセーラー」じゃなく「ヤーヤドー」なところ。
青森は港町で終戦の喜びを表していて、弘前は城下町でこれから出陣する様子を表しているそうです。
どのねぷたもキレイで、クルクル回ったり上下したり、みんなで動かしています。
表の鏡絵は勇壮で迫力があって、三国志や水滸伝を題材にしたものが多くて、裏の見送り絵は婦人画が多くて繊細でキレイ。
絵師さんはスゴいなあ。
裏の見送り絵が好きでした。
人魚やかぐや姫、天照大神なんかの美人さんの周りに、天龍や白虎が描かれていて素敵です。
町ごとに個性があり、それぞれ太鼓隊や笛吹隊がいたり、巨大な太鼓が通ったりもしました。
女の人のサラシ巻きはカッコイイなあ、子供の提灯持ちはカワイイし。
自衛隊は、侍姿に刀演舞を披露してました。
何十ものねぷたが通っていき、夜10時を過ぎてもまだ賑やかでした。
隣の地元の人達に色々教えてもらったし、楽しかった!
やっぱり、祭の雰囲気はいいなあ。