




日数:195日目
距離:沖縄県那覇市コミックバスター那覇松山店〜鹿児島県奄美市ゲストハウス涼風
多謝:コミックバスター那覇松山店さん・マリックスラインさん・売店のお兄さん・乗客の皆さん・ゲストハウス涼風さん・クイーンコーラルさん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん
今日から九州の鹿児島県に突入します。
といっても、沖縄諸島と同じで船に乗ってるだけですが。
昨日1日は石垣島から沖縄本島までの船旅で、今日1日は沖縄本島から奄美大島までの船旅になります。
途中、与論島・沖永良部島・徳之島を経由して、喜界島の反対側にある名瀬港へと着岸する予定。
昨日と違って乗客はほとんどおらず、年配の方が多いようでした。
乗務員さんに湿布を頂いて、足にペッタリ貼り付け。
ありがとうございます。
その後は、2等客室で熟睡。
人が少ないから、ゴロゴロ転がれます。
気がつくと与論島に接岸しようとしてました。
曇っていた空も晴れて、与論島の浜辺を照らしてます。
強い潮風が吹く中、珊瑚礁の青い海が光ってました。
デッキでそれを眺めながら、のんびりと昼食をモグモグ。
最近、パンがあんまり食べられなくなりました。
代わりに米が大好きです。
海を見てると、海面に亀が顔を覗かせてました。
次に経由した沖永良部島は、台風の影響で曇り。
それでも海は蒼かったから、きっと陽が射したらもっと輝くんだろうなあ。
深い深いコバルトブルーだったり、透明なエメラルドグリーンだったり、真っ暗な闇の底みたいだったり…数え切れない海の色があるのに、それが全部繋がってるなんて不思議です。
どこで混じり合うんだろう?
沖永良部島までは、またうつらうつら夢の中をさ迷ってました。
昨日から寝てる時間の方が多いのに、眠気が増すのは何でだろう。
色々と考えてノートに書きたいことがあるのに、ペンを持つとミミズが走ります。
後から見ると、何が書きたかったのか解読するのが困難。
学生の時の授業やテストを思い出すな…。
居眠り常習犯で、数学とか保健とか簿記とか、特に興味のない授業は起きれてた試しがありません。
放課後の部活のために寝る方が効率的だと思ってたけど、今思えば、勉強教えてくれるのって有り難かったんだなあと思います。
結局、部活でも寝て怒られてたしな。
天文学とか航空力学とか文芸とか、大学に行って勉強してみたいとも思う…みんな今からでも行けばいいよって言うけど、まずお金貯めなきゃ無理だなー。
自分の夢に関しては、技術も必要だけど、色んなことを経験して感性を磨く方が重要らしいし、必ずしも大学卒業してればいいものじゃないみたい。
やっぱり何でも人それぞれだ…比べてたら進めないのな。
人は人、自分は自分。
夕方、船が徳之島に接岸したら、クレーンが船から貨物を降ろすのを見てました。
小雨が降る中、物資を運ぶトラックが港を行き来してます。
離島は物価が高いけど、こういう風に船や飛行機でしか物資を運べないから大変だな。
西表島だと船しか航路がないから、牛乳1リットル300円だって…うわあ。
本州の便利さに慣れてて気付かないけど、日本の中でもこういった差があるんだと今更ながらに感じました。
でも離島には、そういった不便さを補って余りうる素晴らしさもあると思います。
住んでないから言えるのかもしれないけど、自然の美しさや奥深さ、人と人との絆や豊かな心は、離島だからこその良さだろうな、と。
奄美大島に到着する前には、夕陽が少し見えました。
上空を覆う雲と水平線の間から、朱色の光が漏れていた感じ。
雲を切り裂くナイフみたいでキレイです。
雲の間から楕円の太陽が顔を出すと、海が仄かにオレンジに。
雲が一つもない真っ赤な夕陽も好きだけど、白い雲と黒い雲を染め上げて消えていく夕陽も好きです。
今日見たのは、コバルトの海のすぐ上に白く長い雲、その上で赤く染まった空、その赤の上部を覆う黒い雲、雲のない天井へ広がっていく橙から黄色に薄まった空…と4色+青が見れて大満足でした。
キレイ過ぎる…!
BGMはシューマンの「子供の情景」。
夕陽を見てたら、東側の空が昼の海の色みたいになってました。
月が薄雲にかかる度、ホタルみたいにチカチカしてます。
そして、いつの間にか奄美大島が見えてました。
おお、デッカいな。