emptyship666
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JAPAN
続・海上の一日
2008-05-16 Fri 21:41
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日数:195日目
距離:沖縄県那覇市コミックバスター那覇松山店〜鹿児島県奄美市ゲストハウス涼風
多謝:コミックバスター那覇松山店さん・マリックスラインさん・売店のお兄さん・乗客の皆さん・ゲストハウス涼風さん・クイーンコーラルさん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

今日から九州の鹿児島県に突入します。
といっても、沖縄諸島と同じで船に乗ってるだけですが。
昨日1日は石垣島から沖縄本島までの船旅で、今日1日は沖縄本島から奄美大島までの船旅になります。
途中、与論島・沖永良部島・徳之島を経由して、喜界島の反対側にある名瀬港へと着岸する予定。
昨日と違って乗客はほとんどおらず、年配の方が多いようでした。
乗務員さんに湿布を頂いて、足にペッタリ貼り付け。
ありがとうございます。
その後は、2等客室で熟睡。
人が少ないから、ゴロゴロ転がれます。

気がつくと与論島に接岸しようとしてました。

曇っていた空も晴れて、与論島の浜辺を照らしてます。
強い潮風が吹く中、珊瑚礁の青い海が光ってました。
デッキでそれを眺めながら、のんびりと昼食をモグモグ。
最近、パンがあんまり食べられなくなりました。
代わりに米が大好きです。
海を見てると、海面に亀が顔を覗かせてました。

次に経由した沖永良部島は、台風の影響で曇り。
それでも海は蒼かったから、きっと陽が射したらもっと輝くんだろうなあ。
深い深いコバルトブルーだったり、透明なエメラルドグリーンだったり、真っ暗な闇の底みたいだったり…数え切れない海の色があるのに、それが全部繋がってるなんて不思議です。
どこで混じり合うんだろう?

沖永良部島までは、またうつらうつら夢の中をさ迷ってました。
昨日から寝てる時間の方が多いのに、眠気が増すのは何でだろう。
色々と考えてノートに書きたいことがあるのに、ペンを持つとミミズが走ります。
後から見ると、何が書きたかったのか解読するのが困難。
学生の時の授業やテストを思い出すな…。
居眠り常習犯で、数学とか保健とか簿記とか、特に興味のない授業は起きれてた試しがありません。
放課後の部活のために寝る方が効率的だと思ってたけど、今思えば、勉強教えてくれるのって有り難かったんだなあと思います。
結局、部活でも寝て怒られてたしな。
天文学とか航空力学とか文芸とか、大学に行って勉強してみたいとも思う…みんな今からでも行けばいいよって言うけど、まずお金貯めなきゃ無理だなー。
自分の夢に関しては、技術も必要だけど、色んなことを経験して感性を磨く方が重要らしいし、必ずしも大学卒業してればいいものじゃないみたい。
やっぱり何でも人それぞれだ…比べてたら進めないのな。
人は人、自分は自分。

夕方、船が徳之島に接岸したら、クレーンが船から貨物を降ろすのを見てました。
小雨が降る中、物資を運ぶトラックが港を行き来してます。
離島は物価が高いけど、こういう風に船や飛行機でしか物資を運べないから大変だな。
西表島だと船しか航路がないから、牛乳1リットル300円だって…うわあ。
本州の便利さに慣れてて気付かないけど、日本の中でもこういった差があるんだと今更ながらに感じました。
でも離島には、そういった不便さを補って余りうる素晴らしさもあると思います。
住んでないから言えるのかもしれないけど、自然の美しさや奥深さ、人と人との絆や豊かな心は、離島だからこその良さだろうな、と。

奄美大島に到着する前には、夕陽が少し見えました。
上空を覆う雲と水平線の間から、朱色の光が漏れていた感じ。
雲を切り裂くナイフみたいでキレイです。
雲の間から楕円の太陽が顔を出すと、海が仄かにオレンジに。
雲が一つもない真っ赤な夕陽も好きだけど、白い雲と黒い雲を染め上げて消えていく夕陽も好きです。
今日見たのは、コバルトの海のすぐ上に白く長い雲、その上で赤く染まった空、その赤の上部を覆う黒い雲、雲のない天井へ広がっていく橙から黄色に薄まった空…と4色+青が見れて大満足でした。
キレイ過ぎる…!
BGMはシューマンの「子供の情景」。
夕陽を見てたら、東側の空が昼の海の色みたいになってました。
月が薄雲にかかる度、ホタルみたいにチカチカしてます。
そして、いつの間にか奄美大島が見えてました。
おお、デッカいな。
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海上の一日
2008-05-15 Thu 23:17
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日数:194日目
距離:沖縄県石垣市さんだるハウス〜沖縄県那覇市コミックバスター那覇松山店
多謝:さんだるハウスさん・宿泊客の皆さん・有村産業さん・フェリー飛龍さん・レセプションのおじさん・ドミトリーのお姉さんとおばさん・ドイくん・コミックバスター那覇松山店さん・他お世話になった皆さん

昨日は海岸で夕陽を見て、宿で熟睡。
さんだるハウスではカプセルタイプの部屋だったんだけど、ドミトリーよりカプセルの方が好きかもしれません。
狭くて自由にできるトコ好きだから。
広いとどうにも持て余します。
でも自分の部屋は、本棚を置くスペースがもっと欲しいんだけど。

今日から八重山諸島を離れて、沖縄本島の那覇市に戻ります。
八重山諸島は本当に楽しかった!
まだまだ他にも島があるから、次に来る楽しみもあるし。
人と人との結びつきの強さを知りました。
それに、星が良かったなあ。
南の星って明るくてクッキリしてて、暗幕に針で穴を空けたところから、奥の眩い光が落ちてるみたいに見えました。
天文台がなくても、ただ星空を見上げるだけで目が星でいっぱい。
今度は友達も連れて来てあげたいです。
八重山諸島でお世話になった皆さん、ありがとうございました!

次の日、日も出ていない早朝から石垣港へ行き、那覇から石垣に来る時と同じようなフェリーに乗船。
乗船客が結構いたから意外でした。
最近は船ばっかり乗ってるから、ふと飛行機に乗りたい衝動に駆られます。
海もいいけど、空が一番好きだ。
青空も星空も。
フェリーが「ピーター・パン」みたいに飛んだら面白いのに。
飛行機…セスナ機に乗りたいなあ。

船で1日何しようと考えてたんだけど…。
乗船時間になって船に乗り込もうと階段を上がると、エスカレーターの手前で転倒しました。
何で転ぶかなあ…注意散漫なんだろうか。
この痛みは、思い切り捻挫っぽい。
船のクルーさんが心配してくれて、部屋を移してくれると言ってくれたけど、情けないから気持ちだけで充分です。
湿布は切れてたから氷水を頂いて、客室のドミトリーで大人しく寝てました。
そのドミトリーでも、お姉さんが気遣って、下のベッドを譲ってくれました。
皆さん、ありがとうございます。
…八重山諸島でいい思いばっかりして何も返せなかったから、その反動かもな。

今日は曇りで朝陽も見えないなと、デッキにヨロヨロ出ると、波照間島で宿が一緒だった男の子と再会しました。
わー、ビックリ!
移動手段も日時も限られるから、出会うもんだなあ。
船が宮古島の平良港へ寄った時、その子は郵便局に行くついでに、捻挫の湿布を探してくれました。
結局、短い時間では見つからなかったんだけど、その優しさが嬉しいです。
ありがとう!
船のクルーさんも仕事と言ってしまえばそれまでだけど、仕事で仕方なくっていうのと親切心からっていう違いは、やっぱり態度でわかるから、氷水も有り難いなあと思いました。
つくづく、自分は周囲の人達に生かされてるんだなと実感します。
じゃなきゃ今頃、野垂れ死んでるもの。

外の天気は今だ曇りのようで、夕陽も見えませんでした。
自分はずっと、ベッドで爆睡です。
3人でカヌーのような舟に乗っていたら、溺れそうになる夢を見ました。
溺れる夢はイヤだな…冷たくて苦しいし、水面に手を伸ばしても遠くて…何か思い出すからイヤです。
焼け死ぬのと、自殺される夢もイヤ。
最近、見ないと思ったんだけどなあ…。
不意打ちで見るのは、どうにかならないんだろうか。

眠気から目が覚めたら、ノートに色々書いて遊んでました。
そうして大人しくしてると、足の痛みもちょっとひいた感じ。
でも冷やしすぎたのか、足が赤紫色になりました。
同じドミトリーの人達や、外の甲板でも皆さん心配してくれて、何だか申し訳ない。
ただの捻挫ですから。
ていうか、エスカレーター前ですっ転んでうずくまってたのを見られてるんだよな…恥ずかしい。
明日も1日中船の上だから、大人しくしておこう。

ようやく到着した那覇が懐かしいです。
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マングローブを越えて
2008-05-14 Wed 21:37
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日数:193日目
距離:沖縄県西表島さとうきび畑〜沖縄県石垣市さんだるハウス
多謝:さとうきび畑さん・宿泊客の皆さん・エネオス上原SS店さん・浦内川遊覧船さん・さんだるハウスさん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

昨日の夜は泡盛を飲みながら、宿に泊まったみんなと話をしてました。
夕飯はスープカレーと島野菜のサラダで、満腹幸せです。
みんなの話を聞いてると、世の中には色んな人がいるんだなあと改めて思います。
学生の時の自由とはまた違った、社会人のどこまでも道の広がる自由は、先が見えないから迷うけど楽しいのかもしれません。
中途半端に見えてしまうと、逆に怖いのかも。
全てが見えるほど怖いものはない、と思います。
どの道を選んでも、全部が自分の責任。
「何をやってもいいよ」と言われると、何をしていいか分からなくなるなんて、おかしいな。

次の日に早起きすると、宿のテラスから朝陽が見えました。
清々しい天気と風です。
バイクで風を切りながら、今日は西表島の西部へ行きました。
島の外側を東部からぐるりと回って、白いバラス島を遠目に、最北の星砂海岸へ。
近くの月ヶ浜もそうだけど、西表島の砂浜は赤らんでいる所が多くて、独特の色をしています。
海の色もエメラルドグリーンではなくて、川の茶色や緑が流れ込んだ色と、明るい青が混じり合った感じ。
目が焼けるようで、キレイだな。

そのまま道を下ると、祖納と白浜集落にかけて、子午線モニュメントとふれあい館があります。
誰が発見したのか、東経123度45分6,789秒という子午線が通ってるそう。
でも自分はそれより、向かいのグラウンドが気持ち良くて気に入りました。

まるぼんさんという名の小さな島を見て、白浜の港まで行ったらUターン。
陸続きの孤島・船浮集落にも行ってみたかったけど、浦内川の滝を見に行くのが優先。
蛇行する浦内川は、全長約39kmで県下最長の川。
東洋のアマゾンとも言われ、両岸にはマングローブ林や亜熱帯の原生林が生い茂ってます。
遊覧船に乗ってゆったりと幅広の川を上り、数種類のヒルギを眺めていきました。
この川も高低差がなくて、流れが止まったように静か。
軍艦岩の船着き場まで、広大なマングローブ林を見物してました。
船着き場からは、徒歩でマリユドゥとカンピレー、2つの滝を目指します。
整備された道は歩きやすくて、楽に滝まで辿り着けました。

昨日行ったピナイサーラの滝は、県最大の落差約50mだったんですが、マリユドゥの滝は落差より幅の広さが圧巻。
マリは円い、ユドゥは淀みという意味だそう。
事故が多発して展望台からしか眺められなかったけど、大きくてキレイでした。
マリユドゥの奥にあるカンピレーの滝は、西表島の中でも神聖な場所。
カンは神、ピレーは座…「神が座る」という意味を持つ滝です。
滝の岩には、削られた窪みのポットホールがたくさんあって、水が溜まっています。
中では、オタマジャクシがプルプル泳いでいました。
滝の流れは滑らかで、澄んだ水音が心地良いです。
マイナスイオンを浴びながら、大岩の日陰で水をゴクゴク。
この奥には天然プールがあって、淀みで泳げるみたいです。
更に奥へ上れば、マヤグスクの滝があるらしいんですが、ガイドさんと一緒じゃないと危ないらしいから断念。
大人しく帰りました。

西表野生動物保護センターへ寄ってから古見の宿へ戻ると、西表島を出発する準備をしました。
夕方の最終便で石垣島へ帰るまで、宿にあった「Dr.コトー診療所」をまた読んじゃいました。
西表島も楽しかったなあ。
離島巡りは、これで終了です。
離島は島自体ももちろん良かったけど、それぞれで泊まった最安宿も良かったです。
波照間島は「西浜荘」、与那国島は「おじぃの家」、西表島は「さとうきび畑」、石垣島は「さんだるハウス」。
オーナーさんもヘルパーさんも、泊まっていた皆さんも、色々な情報をくれたり手伝いあったりして、島の滞在を楽しいものにしてくれました。
ゲストハウスは合わない人もいるみたいだけど、自分はリゾートでリラックスよりも、みんなでワイワイ遊んで泥のように眠るのが楽しいな。
この離島で出会ったみんなが、これからも元気であることを祈ってます。
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カヤックで滝ツアー
2008-05-13 Tue 23:17
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日数:192日目
距離:沖縄県西表島さとうきび畑〜沖縄県西表島さとうきび畑
多謝:農家民宿さとうきび畑さん・宿泊客の皆さん・西表島モンスーンさん・江原さん・岡田さん・林さん・由布島乗船場のおばさん・水牛車のおじさん・水牛のサブロー・蝶々園のおじさん・他お世話になった皆さん

今日は、カヌーでピナイサーラの滝へ行くツアーに参加しました。
ツアーなんて滅多に参加しないので、ちょっと緊張。
でも西表島に来たら、カヌーに乗りたかったんだよなあ。

朝起きて、用意されたスパムと卵をスクランブルしてみたら、慣れてないから失敗しました…でも食べれるからいっか。
ご飯と味噌汁も食べて、バイクで上原へ出発。
スピードメーターが壊れてるから、何km出てるか分かりません。
とりあえず、イリオモテヤマネコを轢かないようにしなきゃ。
宿のある古見から上原までは結構な距離があるんだけど、海沿いを走るから気持ち良いです。
「ネコ注意」という道路の文字が面白い。

小浜島や由布島、鳩間島を遠くに見ながら走って、ツアー先の「モンスーン」さんに到着。
とっても気持ち良いハンモックがあって、待ち時間にユラユラ揺られてました。
高台のココからは、自分の通って来た海中道路が見下ろせます。
ハンモック、いいな。

今日のツアーは、カヤックでナーラ川のマングローブ林を抜けて、ピナイサーラの滝上までトレッキング、その後は滝壺まで下りて、またカヤックで帰るという1日コースです。
ガイドのお兄さんは1つ年上、自分の他に2人の女の人と一緒で、合計4人でカヤックの置いてある場所まで移動。
海水と淡水が混じった場所に生える植物を総称してマングローブと呼ぶんですが、そのマングローブ林の川をカヤックでゆっくり下りました。
知床から二度目のカヤック…海抜と川の水位が同じだから流れがなくて、ちょっと漕いだだけでもスイスイ進みます。
干潮に近かったから、ヒルギの根っこがワサワサと出て歩き出しそう。
川は静かで、マングローブに囲まれながら、タプタプとオールを漕ぐ音が響きます。
少しの風で、流れが海から逆流してしまうほどに平らな川です。
何だか日本じゃないみたいな川の色…茶色くて緑で、でもそんなに濁ってる訳じゃない。
干潟にいるカニを見たり、木の種類を教えてもらいながら、うねった川をのんびりと航行。

滝上へ上がるトレッキングコースまで辿り着くと、細くてちょっと傾斜のある道をみんなで登ります。
根っこが板のようなサキシマスオウノキを観察したり、ヒョロロロと変わった鳴き声の鳥・アカショウビンや、緑のカナヘビを見たりして楽しくトレッキング。
ガイドさんや女の人達と話しながら歩いてると、時間もあっという間です。

水の流れる音が次第に大きくなって澄んだ小川に出ると、その先には高い崖が。
そこから勢いよくピナイサーラの滝が飛沫をあげて流れ落ち、その背景には雄大な海が広がっていました。
鳩間島と珊瑚の死骸でできた小さなバラス島が、エメラルドグリーンの海に浮かんでいます。
崖のギリギリから真下を覗くとキレイな滝壺が見下ろせ、隣の滝はそこへバサバサと落ち込んでいました。

しばらく壮大な風景に癒されてから、川の奥へ移動して昼食です。
ガイドさんが作ってくれたおにぎりをみんなで食べました。
うーん、やっぱり外で食べる弁当は格別!
このおにぎりは、フランス料理のフルコースよりご馳走です。

滝上から下りたら、今度はさっき見た滝壺へ向かいました。
真っ赤な樹液のアカギや足下に転がる岩を越えて、ようやく滝壺に到着。
滝の水飛沫が遠くまで雨のように降り注ぐ中、水着になって滝壺で泳ぎました。
水温は冷たくて最初は寒かったけど、慣れてくればバシャバシャと泳いで遊べます。
ライフジャケットだから、浮かんでるだけでもプカプカと楽しいし。
汗をかいたから、水が気持ち良いな。
軽く泳いで満足したら、温かな紅茶を飲んで休憩。
帰りはまた、カヤックでマングローブ林を抜けて、このコースは終了。
楽しかったなあ!
ガイドさん、皆さん、ありがとうございました!

それから急ぎめで走って、由布島行きの水牛車乗り場に到着。
水牛が重い車を引いて浅瀬を歩き、ゆっくりと目的の由布島に向かいます。
重そうだな、引っ張ってくれてありがとう。
そうして到着した由布島は亜熱帯植物園で、カラフルな花やのびのびとした木々が思い思いに背を伸ばしていました。
赤・白・黄…青…黒だけないなあ。
蝶々園には、オオゴマダラの黄金のさなぎがあって、今日孵化したばかりの蝶が羽根を乾かしていました。
由布島からの帰りも、水牛車に乗ってゆっくりと走行。

空は曇って来たけど、とても楽しいツアーで心は晴れ晴れ。
西表島は探索場所がまだまだたくさんあるそうで、また参加してみたいなと思いました。
明日も滝に行くぞ!
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フェリーアドベンチャー
2008-05-12 Mon 23:00
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日数:191日目
距離:沖縄県与那国町おじぃの家〜沖縄県西表島・さとうきび畑
多謝:おじぃの家さん・おじぃ・ナオミさん・あらピーさん・香田さん・山田さん・ナオさん・めぐみさん・福山海運さん・八重山観光フェリーさん・犬散歩のおじさん・エネオス豊原SSさん・さとうきび畑さん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

昨日の夜…おじぃの家で島豆腐の味噌汁とご飯を食べたら、みんなが飲みに行く中、自分は星を見に行きました。
多分、沖縄県の星は見納めだからなあ。
夕陽は見えなかったけど、天井付近は雲がないんです。
お馴染みバイクで、風に吹かれて比川浜へ。
月が満月になりつつあるから、それだけで空が明るくなっちゃいます。
波照間島では、月が昇るの夜更けだったのに。
今は夕陽が落ちる前から頭上にいます。
明るすぎて、天の川も見えない…辛うじて南十字星の上が見えたから良かったです。
火星も大分、ふたご座のカストルとポルックスから離れてしまいました。

与那国島は、観光産業にガツガツしてないところが好き。
島人による島人のための島という感じで、人と人の結びつきが強いです。
スーパーのおばさんも最初は無愛想だったけど、だんだん心を開いてくれて嬉しかったな。
波照間島が女の人に人気なら、与那国島は男の人がよく来るみたい。
島は嫁不足らしいので、女性はどんどん来てみて下さい。
海底遺跡も結局見てないし、また波照間島とセットで来たいなあ、与那国島。

という訳で、今日の朝は与那国島から出発する日です。
最後の美味しい味噌汁とご飯を食べて、久部良港までおじぃに送って頂きました。
飼い犬のマメも一緒。
行きはほとんど客のいなかったフェリーだけど、帰りは結構いるようです。
宿が一緒だった3人とともに、それぞれの目的地へ行くため、フェリーに乗船。
マメが尻尾を振って見送ってくれました。
ワンワン吠えてます。
バイバイ、元気でなー!
おじぃ、ありがとうございました!
お世話になりました!
楽しかったなー、与那国島。

ところで、与那国のフェリーが「ゲロ船」と呼ばれるワケが分かりました。
行きは波が穏やかで揺れなかったから大丈夫だったけど、帰りの今日は波が荒れてます。
一昨日からの雨の影響か台風か、かなり縦横に揺れました。
行きと同じように甲板で海を見てようと思ったけど、潮は被るし寒いし、何より大揺れで身の危険を感じたので船内に避難しました。
船内も壁に手を付かないと転げそう。
甲板にいたら、海面が見えなくなるくらい傾いてたからな…。
でも酔いはしませんでした。
ただ、みんなもダウンして寝てたので退屈…。
だから雑魚寝の客室でゴロゴロしてたら、いつの間にか爆睡。
揺れでちょっと転がりながら、夢見てたようです。
今朝は夢見が良くて、その続きの夢を見たみたいで、起きたら石垣島の側まで着いてました。
ぐわんぐわんした揺れで、遊園地のアトラクションみたいだったな。

フェリーを降りたらみんなと別れて、石垣島のレンタルバイク屋さんに行きました。
西表島に置いてあるバイクを借りることになってて、鍵を受け取るためです。
西表島の上原港と大原港に1台ずつしかない、1日900円のレンタルバイクをゲット。
ラッキー。
それから、サンダルがボロボロだったのでクロックスが欲しいと思って石垣島の店を回ったけど、モドキしかない…欲しいなー、クロックス。
西表島の大原港行き高速船の時間になり、とりあえずモドキを買って乗船。
この船もちょっと揺れました。
波が荒いのかな。
1日船に乗ってばかりって、結構疲れるんだなあ。
酔わない丈夫な体で、親に感謝です。

西表島に到着したら港のバイクに乗って、民宿「さとうきび畑」さんの車に先導してもらいました。
そしてすぐに、南風見田の浜へ夕陽を見に移動。
古見のサキシマスオウノキ群落に寄って、マングローブ林の仲間川の橋を渡って、静かな浜辺に到着。
テッポウユリがキレイ。
岩がゴロゴロしてる浜を西に向かって歩いたけど、夕陽は南風岸岳の裏に落ちてしまいました…あー。
代わりにちょっと待って、星を眺めることに。
夜空は晴れて良いのだけど、やっぱり頭上の月が明るいなあ。
自分の影ができるくらいに照りかざしてます。
西表島では南十字星は見えないんだっけ。
島中央部の大きな森が迫って来るようで、島じゃないみたい。
西表島も自然いっぱいだな。
ワクワクします。
…ワクワクして宿に帰ったら、帰りが遅いのでヘルパーさんに心配されてました…すみません。

明日はカヌーだ!
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密林探検
2008-05-11 Sun 21:33
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日数:190日目
距離:沖縄県与那国町おじぃの家〜沖縄県与那国町おじぃの家
多謝:おじぃの家さん・宿泊客の皆さん・おはなし館のお姉さん・わかなそばさん・他お世話になった皆さん

昨日の夕方、無性に本が読みたくなって本屋か図書館を探したんですが、与那国島にはないようで…。
代わりに「おはなし館文庫」という貸本屋さんがありました。
赤レンガの2階立ての民家の1階に、絵本と児童書をメインとした本棚。
木の看板が素敵。
貸本屋さんっていいなあ。
児童書も絵本も大好きだから、色々と読みたいのがいっぱい。
今回、家から本を持って来るのを忘れたので、どこかで買いたいなあ。
小森香折さんの「ニコルの塔」を借りて読みました。

その夜は新しく泊まりの人達と、夕飯を食べてお酒を飲んでました。
これから行く西表島の情報や安宿を、その人達に教えてもらったり。
看護婦さんや元医者さんがいて、怪我しても大丈夫だなと勝手に思ったり。
夕飯は自分が作ったカレーライスと、宿のお兄さんが採ってきたアスパラと長命草の天ぷら。
美味しいなあ。
長命草を食べると、その名の通り長生きするそうです。
島豆腐も食べました。
そのまま食べても、味噌汁に入れても美味しいです。

次の日は宿泊客のおじさん達と、海底遺跡まで行くことに。
本当は海からボートで行くんだけど、人面岩の先から歩いて行けるらしいということで挑戦です。
天気は雲が多めの晴れ…与那国島の天気って読めません。
本州とかより、天気の移り変わりが早いような気がします。

おじぃーの家の車を借りて、4人で出発。
海底遺跡の前にティンダハナタへ寄って、そのティンダハナタの上にも行きました。
天井に突き出た岩の上は牧場になっていて、牛達がのんびりと過ごしてます。
広い牧草地を歩いて崖まで行くと、祖納の町並みを一望できて、空港の滑走路も見下ろせました。
北風が強くてよろけるほどだったけど、とても爽快な気分。

それから南牧場線の海沿いを走って行くと、与那国馬の群れが道路でくつろぎ中でした。
あんなに堂々と道路を塞ぐ馬は初めて見ます。
後ろから地元の車は、馬達にグイグイ迫って避けさせてました。
へえ、そうやって退いてもらうんだ。
そうして通った先の比川にある「わかなそば」さんで、八重山そばを食べました。
やっぱり店によって八重山そばは色々だけど、ここのもあっさりで美味しかったです。

食べ終わったらいよいよ、人面岩の遊歩道から海底遺跡の絶壁へ冒険です。
行ったことがある人の話は聞くのだけど、実際には地図もなく、コンパスと人跡だけが頼りの状態。
そういったトレッキングに慣れた人がいるので、途中まではスタスタと草むらを進みました。
草に覆われた沼では膝まで沈み込んだけど、はまり込む前に次の足を出して脱出。
スポンジの上を歩いた感じです。
アダンが密集している隙間を縫って密林の中へ入ると、自分が東西南北どこへ向かってるのか全く分からなくなりました。
人跡も全然なくて、多分ずっと人が通ってない未踏の場所っぽいらしいです。
芋の固い葉を踏みしめて、ヤシの葉を掻き分けて、道を作りながら何とか進むと、背の高い木々が減って断崖絶壁の端まで出ました。
遠くに立神岩が見えてコバルトの海がキレイ…だけど、一歩間違ったら真っ逆さまな狭い場所です。
多分、遠くからこっちを見たら、崖の上からポッと人の頭が飛び出してる状態。
それからはまた海側を離れてしまって、それでも進めば辿り着けたのかもしれないけど…タイムアップ。
おじさんの1人が今日の飛行機で帰るから、遅れちゃ大変。
海底遺跡は辿り着けなかったけど、途中で大きくて真っ白な蝶を見ました。
ハンカチが飛んでるみたいで、キレイだったな。
噂では、海賊キッドの宝がこの与那国島か宮古島かに埋まってるらしいです。
ああ、いいな!
宝探しなんて、ロマンだよな!

帰り道は行きより道が分からなくなって、遭難ってこうしてなるんだろうな…と他人事のように思ったりしました。
アダンの葉はアロエよりて固くて、刺が擦っていつの間にか手足に傷がいっぱい。
荊の棘も足に突き刺さります。
ハブやヒルのような害虫がいないのが救いでした。
色々と勉強になったなあ。
広々とした草原地帯に戻って来てから、パンと水を流し込んで休憩。
面白かった!
遊歩道へ出てから、おじさんに「本当は男の子でしょ?」と聞かれたから、「そうですよ」と返しておきました。
男でも女でもいいよ、大して変わらないから。

車に乗って宿に帰ったら、一度シャワーを浴びたんだけど、擦り傷がヒリヒリして痛かったです…うえー。
その後、帰るおじさんを見送りに、みんなで空港へ行きました。
今日はRACのプロペラ機が飛ぶ日で、黄色と青の機体とプロペラがカッコ良かったです。
パイロットの人が乗り込むトコとか、堂々としてて惚れます。
いいなあ、プロペラ機。
おじさん、色々とありがとうございました!
離陸していく飛行機は、最高にカッコイイです。

明日は与那国島ともお別れだなあ。
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風雷日和
2008-05-10 Sat 18:57
20080510185756
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日数:189日目
距離:沖縄県与那国町おじぃの家〜沖縄県与那国町おじぃの家
多謝:おじぃの家さん・宿泊客の皆さん・おはなし館のお姉さん・他お世話になった皆さん

昨日の夕方は、夕陽が少し見れました。
おじぃ手作りの味噌汁とご飯を食べたら、お気に入りの廃墟の崖で、太陽が落ちるまで見物。
下の方には雲が溜まってたけど、大分オレンジ色に輝いてました。
白と黒の雲もキレイだったし。
でも黒い雲ってことは、雨雲かなあ。

夜はまたバイクで比川浜まで行ってみたけど、雲で南十字星は見えず。
というより、北の空が何だか明るくチカチカしてるのが気になります。
カニが闊歩してる道路をゆっくり走って、比川から祖納の港へ移動。
大きなカニが、ヒョコヒョコ横歩きしてました。
夜の方が色んな生き物に出会います。

北の空を明るくしていたのは、雷の稲光でした。
東シナ海の上で光ってるようだけど、その光が眩しいくらい。
空の半分をカッと照らしてます。
一瞬の稲光が闇夜の水平線をザッと浮かび上がらせて、浜辺を昼のように明るくしてしまうんです。
時折立つ波に光が当たると、まるで生き物みたいに波が白く輝いてうねってキレイ。
遠くの海に落ちた時は特に明るく、暗い周囲が瞬間、白と陰になって絵のようでした。
稲妻は見えないけど、落ちた部分の水平線の明るさで何となく分かります。
雷の轟は絶え間なく続いていて、それをずっと見てました。
涼しかった風も止んで凪になっても、灯台より明るい稲光は止みません。
でもだんだんと、北西に向かって動いていたようで、そのうち遠くに白く輝く線が見えるだけになりました。
ゴロゴロと唸る音は、波の音にかき消されながら遠ざかっていきます。
落ちたら大変だけど、遠くの雷はキレイだな。
あんなに明るいものなんだなあ。
花火みたい。
でも明るすぎて、星は全然見えなかったな…。

次の朝はやっぱり雨。
風が強くて、海底遺跡はまた中止です。
ご飯と味噌汁を食べたら、空港まで歩いて行ってみました。
傘で行くと吹っ飛びそうだったからおじぃにカッパを借りたんだけど、確かに与那国島の風をナメちゃいけません。
サトウキビが横倒しです。
でも雨は止んできました。

与那国空港では、ちょうどJTAのジェット機が着陸するところでした。
送迎デッキはそんなに広くないけど、待機中の飛行機が近くて良い眺めです。
大きな空港より、これくらいの空港の方が好きだなあ。
波照間空港くらいが一番いい。
セスナ機、セスナ機!
JTAのジェット機も小さめでカワイイです。
八重山諸島の飛行機は乗ったら、島と海がキレイなんだろうな…料金が安かったらなあ。
上空を遊覧飛行してみたいです。
そういえば、宿のお姉さんに八重山諸島を全部回るのか聞かれたけど、何でだろう…絶対行きたい島と全く興味がない島とがあるんだよなあ。
興味がないというか、行きたくない感じ。
宮古島も話を聞くと良いところらしいのに、なぜか行く気がしない…。
聞くところによると、宮古島はパワースポットらしいので、きっと呼ばれてないんだろう。
うん、行かない方がいい…無理やり強行した、秋田県の二つ森で懲りました。
なので、八重山諸島も九州の諸島も、行きたいと思えた島しか行かないと思います。

離陸する飛行機を見送ったら、今度はまたティンダハナタに登りました…何回目?
でもココ好きなんだよなあ。
雨風もしのげるし、奥は意外に人が来ないから、のんびり音楽を聴いて色々と作業をしてました。
スゴく落ち着く…!
ティンダハナタの奥は、岩が抉れて天井があるから、本当に岩に抱かれてる感じ。
昔の子供達は、ココでどんな遊びをしてたのかなあ。
町や人は変わったけど、見ていた海や空はまだ同じかなあ。
この岩もどう変わったんだろう。
色々と考えてたら、眠くなりました。

ツバメが超低空飛行してるから、明日も天気は悪いだろうな。
地面に腹擦りそうなくらい、ギリギリまで滑空してました。
道端にはハイビスカスが咲いていて、赤と白の花がキレイでした。
黄色と黒もあったらもっといいのに。

ニュースでは、台風が近づいてるらしく。
北海道の30℃、次の日に雪ってのにビックリです。
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国境の星
2008-05-09 Fri 20:33
20080509203306
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20080509203302
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日数:188日目
距離:沖縄県与那国町おじぃの家〜沖縄県与那国町おじぃの家
多謝:おじぃの家さん・宿泊客の皆さん・祖納郵便局さん・ふくやまスーパーさん・日用雑貨屋ふくさん・犬と散歩のおじさん・他お世話になった皆さん

昨日の夜はまた雲が引いて、星空を見ることができました。
焼き肉の帰りに星が見えたから、借りたバイクでブブンと島を一周。
おじぃーの家では、バイクも車も燃料費だけ、自転車とシュノーケルは無料、米食べ放題という至れり尽くせり状態です。
部屋も冷房を効かせてくれたし、夜は快適だろう…でも自分は、夜更けまで帰りません。
1人で怖くないって聞かれたけど、何が怖いって途中で寝るのが怖いです。
霊感はないし、悪い人もいなさそうだし、与那国島にはハブもいないし、バイクはライトが点くし、他は大丈夫。

島を回っていて忘れてたのが、西崎と東崎には灯台があるってこと。
波照間島並みに星は見えるんだけど、いかんせん灯台の灯りが眩しいです…。
岬で断崖絶壁から星空を見ると、足元からグワッと頭上の先まで空なので、星の見える範囲が広いのは良かったな。
宇宙の中にいる気分でした。

ちょっと怖かったのが、牛や馬の逃亡防止用のテキサスゲート。
ガガガと車体が揺れて、痛かったです。
それに、北牧場や南牧場線の道路では、真っ暗な道脇で馬が寝てたりしてビビりました。
馬って立ったまま寝ちゃうんだ…疲れないのかな。
南牧場線は南十字星がよく見えて絶好ポイント…でも牛や馬の糞が至る所にあるから、迂闊に寝転がれません。
この糞は落ちにくいらしいし。

なので最終的には、Dr.コトー診療所の前に広がる比川浜の防波堤に落ち着きました。
比川集落内だからちょっと明るめだけど、水平線上に南十字星がキラリと輝いてます。
一瞬だけど、初めて一番下の4つ目の星も見ました。
ああ、来て良かった!
静かな波の音が、耳に心地良いです。
風の涼しさも、焼けた肌に優しい感じ。
防波堤の上で寝転がると、南から北の星まで見えて満足。
結構長い流れ星がひとつ、ツーっと夜空をなぞっていきました。
何でこんなにキレイなんだろうなあ。
コレが全部、宇宙に浮かんでる星で、この地球みたいに生きてるなんて凄いなあ。
波照間島の星空もいいし、与那国島の星空もいい。
南の星座が回ってくると、ケンタウルス座の星も上がって見えました。
星空を見てると、遠い人にも近付ける気がします…シリウスとか特に。
何年経っても、そうそう空は変わらないもんな。

南十字星が雲に隠れてしまったから移動しようと起き上がると、暗闇に光るモノが。
目を凝らしたら、多分猫だと認識できました…ちょっと驚いた。
祖納の方に戻って、バイクを宿に置いてから近くの祖納港へ。
意外に星がよく見えて、特に北の空がキレイに見えます。
見上げてボーっとしてると寝そうだけど、この気温なら寝ても死にはしないだろう。
このまま脳内で、宇宙旅行に行けそう…。
夜釣りをしてるっぽい人が遠くにいて、見に行ってみようかと思ったけど、何となくやめときました。
波照間島の夜より、与那国島の夜のがコワイ感じなのは何でだろう…?

朝になって、天気はまだ晴れのまま。
朝はずっと寝てて、起きたら白米ご飯です。
米があるっていいなあ。
海底遺跡に行く予定だったけど、南風が強かったので今日は中止。
ティンダハナタまで行ったら、ちょろちょろと買い物をしてから、祖納港の隣のナンダ浜で泳ぐことにしました。
シュノーケルを借りて白い砂浜へ行くと、今日も水は透明でキレイ。
誰もいないから、足跡をつけて遊べます。
天気のわりに海水は冷たくて、それでも泳いでるとそれなりに馴染んでくるから不思議。
遠浅じゃなくて結構深いから、珊瑚礁があるとこまでなかなか行けませんでした。
それでも奥に行ったら魚がいて、深いのに海底が見える分、気をつけないとどんどん進んでしまいそう。
海底に沈んだ大きなテトラポットの間にも、魚達が出入りをして生活してました。
砂浜から近くの浅い海底は、太陽のさざ波が射し込む度に宝石みたいになって、海の砂漠と風みたいです。
驚くほど静かな世界で、のんびりただ漂って遊んでました。
雲が多くなってきたなあ。
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青天の霹靂
2008-05-08 Thu 23:46
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日数:187日目
距離:沖縄県与那国町民宿もすら〜沖縄県与那国町おじぃの家
多謝:民宿もすらさん・宿泊客の皆さん・ミネ・与那国島駐在所さん・Dr.コトー診療所さん・ふくやまスーパーさん・日用雑貨屋ふくさん・焼き肉コモさん・おじぃの家さん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

あれだけ降っていた雨は止み、1週間曇り続きの天気予報を覆して、今日は晴天です。
昨日の天気が嘘のよう。
カーテン開けてビックリです。
宿の布団が気持ち良すぎて、寝過ごすところだった…危ない危ない。
宿サービスのトースト2枚を食べて、外を散歩。
友達は早朝から自転車を借りて、島を半周したそうです。
Dr.コトー診療所まで行って、ティンダハナタもまた行ったって…スゴイな!
てか、起こしてよ!
「俺のチャリをこぐスピードは半端ない」から放って行ったらしいです…えー。
でも、今日帰っちゃうんだもんな。
昨日は雨だったから、今日晴れて最後にいいトコ回れて良かった良かった。
その友達の見送りをしに、港のフェリーまで行きました。
流石にもう偶然会うことはないだろうけど、また遊ぼうな!
色々ありがとう、ミネ!

1人になったら、晴れの与那国島をグルッと回りました。
昨日行った西崎展望台も、晴れの日に見下ろすと海がキレイ。
近くの久部良バリは、長い岬が続く景勝地だけど、昔の人頭税制度のために妊婦さんが岩飛びをさせられたという伝説があります。
人が人を管理する社会が続いてるけど、この時代の日本は人が人じゃなかったんだなあ…今でも世界には、そういった地域があるし…。

バリを後にすると、そのまま南牧場の爽快な道路を進みました。
あちらこちらで与那国馬が草を食べている牧場沿いの道は、なだらかな坂になっていて、南の太平洋が明るく輝いてます。
遠くに岬が見えて、海に向かって走り出したくなりました。

カタブル浜を過ぎて比川の集落に入ったら、丸くキレイな浜辺が広がる比川浜に到着。
静かで穏やかな浜に、ポツンと「Dr.コトー診療所」のオープンセットがあります。
ドラマは見ないから知らないけど、漫画は波照間島で読みました。
診療所の中を見学すると、古い手書きの張り紙やカルテがあったり、窓のカーテンを揺らして比川浜の青が見えます。
ちょっと前に造られた建物なのに、すごく古い感じが出ていて、美術スタッフさんはやっぱり上手いなあと思いました。
こういう家っていいな。

そこから比川を出ると、突き出た新川鼻の岬を通って人面岩と立神岩を見ました。
軍艦岩のあるサンニヌ台は立ち入り禁止。
風車と牛の見える道を進んだら、東崎に到着です。
東端の灯台まで行くと、三方向から海に囲まれ良い気分。
与那国島の海は、断崖絶壁から見下ろしても透明度が高くて、シアンのインクのような色です。
瑞々しいし、青々しい。
キレイだな。

そのまま牛や馬を眺めながら2台の風車の下を通って祖納に入ると、浦野墓地群の先にある六畳半ビーチと四畳半ビーチという小さなビーチへ下りました。
与那国島は波が荒いです。
祖納港のエメラルドグリーンのナンタ浜を通ったら、またティンダハナタに登りました。
お気に入り。
雨の日より景色が良くて、昼でも涼しいです。
屏風のようにそそり立つ標高100mのティンダハナタは、台形状の地形。
眼下に祖内集落の家並が展開し、東にウラブ岳、西には雄大な東シナ海が一望できます。
天然の展望台で、近くの岩陰には豊富な湧き水があって、祭事に使われるそう。
また来よう。

そこから与那国空港を通り過ぎて、北牧場の先にある馬鼻崎までテクテク。
牧草地帯を牛や馬達に物珍しがられながら、のんびり進んだら、先の断崖は絶景。
荒々しい透明な波が打ち付けて、岩壁を削っています。
海の色が鮮やかでキレイ。
岩壁には洞窟ができてそうな感じ。

静かなダンヌ浜で一周を終えたら、またプラプラと島を回りました。
ドウナンダギイヌアグという樹齢150年の大樹や、大きなデイゴを6本も見たり。
久部良バリの先では、廃墟のような建物跡を見つけて気に入りました。
いいなあ、コレ。
夕陽が落ちる頃になると、雲が出てきて見えなかったけど、新しい宿「おじぃーの家」さんでは、焼き肉に連れて行ってくれました。
豪華だ!
宿も店の人達もみんないい人で、面白いです。
肉とビビンバと野菜スープを食べて、お腹いっぱい。
どうもご馳走様でした!
ありがとうございました!
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日本最西端の地
2008-05-07 Wed 23:19
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日数:186日目
距離:沖縄県石垣市さんだるハウス〜沖縄県与那国町民宿もすら
多謝:さんだるハウスさん・宿泊客の皆さん・ミネ・福山海運さん・代理バスのおじさん・崎元酒造所さん・ふくやまスーパーさん・民宿もすらさん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

今日から与那国島です。
でも何泊するか、まだ決めてません。
梅雨に入っちゃったから、もう星は無理かなあ…。

昨日再会した友達とフェリー乗り場で会うと、波照間行きよりも大きな船が、目の前の港で揺れてました。
与那国島行きのフェリーは揺れが激しいらしく、何か不安…4時間かあ。
フェリーが出発したら、船を色々と探検して甲板で音楽を聴いてました。
竹富島や小浜島の北、鳩間島と西表島の間を通って船はゆっくり進んで行ったんだけど、波も穏やかであまり揺れませんでした。
これで天気が良ければなあ…どんより曇り空。
と思いきや、島から離れた海の真ん中は水蒸気が少ないからか、晴れ間が覗いていました。
波が全然ない時もあって、こういう海に船が波を立てると、青いペンキをペッタリ塗った上に白いペンキを勢いよくぶちまけたみたいに見えます。
その海面を時折、トビウオがシタタタと駆けるように飛ぶ姿が面白い。
それをカモメのような鳥が狙って、上空からサアッと滑空。
上手いヤツは、バッチリ魚を口にくわえてました。
漁船の近くを通ると、カツオの群れが海面で跳ねて、キラキラと光ります。
青い大きな魚が、ヒレを海面から出して泳いだりもしていました。
潮風が気持ち良いなあ。

しばらくすると、遠くに与那国島が見えてきました。
近付くにつれて低い雲が島のすぐ上を覆っているのが分かり、波照間島と違ってちょっと怖い感じがします。
島の北側はほとんどが断崖絶壁で、抉られて崩れたような崖が続いています。
何より、ビックリするくらい山積みされたテトラポットが、波の荒々しさを物語っていました。
「果てに来たって感じやな」と友達が言うのも、確かになあと納得できます。

高い防波堤の内側に入って船が港に到着すると、島は雨模様。
移動した宿には、黒い子犬がいてカワイイ。
この雨の中どうするかなと言ってると、町間を無料バスが走っているらしいことを教えて頂いたので、それに乗って3つある酒造所のどれかへ行くことに。
バスの運転手さんは観光タクシーもしていて、色々と詳しい様子。
与那国島には花酒を造る酒造所が3種類あって、入波平酒造所では「まいふな」、国泉泡盛酒造では「どなん」、崎元酒造所では「よなぐに」を造っているそう。
運転手さんのオススメで、坂を上った高台にある崎元酒造所へ行くことにしました。
花酒とは泡盛を造る過程で一番最初にとれる酒のことだから、アルコール度数が高いです。
自分だけじゃ来なかっただろうけど、酒造所見学は勉強になりました。
興味津々だった友達は、匂いで酔ってたけど。
飲まなくても酔っちゃうもんなんだなあ。
蒸留過程で窯をクルクル回してといでるのが面白かったです。
一つ一つ手造りって大変だ。
売店には与那国米の酒やにごり酒も置いてあって、知り合いのお土産にまた買ってしまった…送料が高いです。

それから近くのティンダハナタにも寄りました。
雨だったけど、岩が抉れたような天然の展望台の中は濡れません。
静かな岩陰を、しとしとと雨音を聴きながら探検。
景色は雨模様でも、かなり良いです。
ココの奥は、秘密基地みたいで最高。
実際に昔は、子供達が度胸試しに登っていたと聞きました。
また明日も来よう!

スーパーに寄ったら、さっきの運転手さんのバスで、祖内から宿のある久部良まで移動。
帰りの道も、運転手さんは色々と教えてくれました。
ありがとうございました!

夕飯の前に小雨になったから、日本最西端の碑がある西崎にも行ってみました。
友達は明日の朝のフェリーで帰っちゃうから、今日行っとかないと。
灯台まで坂を上ると、ちょこんと日本最西端の碑がありました。
ちょっと回ってみて思ったけど、与那国島は他の離島より、あまり観光地化してない感じ。
看板とかはあっても、あくまで島人の生活が大事にされていて良い所だなあと思います。
宿が足りなくてリゾートホテルも出来るらしいけど、GWに間に合わせようとかしなかったらしいし。
それにしても、最西端…これで4隅は一応制覇しました。
でもコレが目的じゃないから、達成感はあるけどそんなに感慨深くならないなあ。
この友達にも、再会した後「もっと驚こうぜ」とか言われたけど、喜怒哀楽が表に出ないのかな…ビックリはしたのに。
やっぱり、自分はまだ冷たい人間だなー。
もっと人に興味を持とう、旅の目的の一部でもあるし!

東シナ海を眺めても今日は台湾は見えませんでした。
年に5、6回見えるそうで、111kmって近いなと思いました。

夜はなぜかかんぴょう巻きを食べて、夕陽も見えなかったし、のんびりテレビを見てました。
民宿もすらさんはとてもキレイな宿で、ぐっすり眠れます。
布団があるって、幸せ。
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北と南の偶然
2008-05-06 Tue 23:15
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日数:185日目
距離:沖縄県竹富町字波照間西浜荘〜沖縄県石垣市さんだるハウス
多謝:西浜荘で出会ったみんな(まっさん・やっさん・ツッチー・ジローさん・ユキさん・メガッピ・しぶ兄・あいらさん・ハナ・はなちゃん・リュウさん・おとうさん・丸さん・キム兄・ユーキさん・あっこさん・けいたさん・ミユキさん・ドンさん・どいくん・キーボードのお姉さん・大阪カップルさん・おじぃ・ヘルパーさん)・波照間海運さん・八重山観光フェリーさん・ミネ・がぐ家さん・さんだるハウスさん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

今日は、波照間島を離れる日。
1週間いたけど、あっという間でした。
楽しかったな!
色んな出会いがあって、別れもあって…一期一会で終わったり、縁があったりと、磁石みたいに突然グッと引き合うから不思議です。
みんなそれぞれが、これからもそれぞれの場所で人生を歩んで行くのかと思うと、一人一人の体に大きな円が見えて、その円が重なったら重なった分だけ人生も重なり合うように見えました。
大きさもまちまちで色もバラバラの、体を覆うオーラのような円。

ずっと一緒に遊んでくれたお姉さんが、最後に見送ってくれました。
見送る側の時は寂しかったけど、見送られる側になると感謝の気持ちでいっぱいです。
はなちゃん、元気でなー!
本当にありがとう!
また遊びに行くから!
どんどん遠ざかっていく波照間島…来年はどんなことになるだろうな。

船に揺られて石垣島に戻って来ると、10分程度で渡れる竹富島へ行きました。
明日から与那国島に行くから、今日は竹富島を日帰りで行って、石垣島に泊まります。
寝る間もなく到着した竹富島は、ブーゲンビリアが咲き乱れて集落が鮮やかに彩られています。
沖縄の花は、本当に色が濃くて眩しいな。
水牛車がのったりと歩いて、おじさんが三線でペンペンと弦を弾いていました。
町並みは碁石のように道が張り巡らされていて、赤い瓦の家の石垣がずっと続いてます。
なごみの塔という小さな丘の展望台に登ると、そののどかな町並みが一望できました。
緑の木々に赤い瓦屋根が映えます。
遠方には海が見え、キレイなコントラストになってました。
花がたくさん咲いてるな。

コンドイビーチからカイジ浜に行ってみると、星砂を探す人がちらほら。
星砂は、有孔虫「ホシズナ」の遺骸が砂浜に打ち上げられたもので、「海の大蛇に食べられた星の子供の骨が流れ着いた」という民話があるそうです。
そう考えると、見つけても幸せになるとは思えないなあ。

西側のその浜の反対、東側のアイヤル浜へ続く道は、蝶の楽園でした。
野花の咲く白砂の道にヒラヒラと色とりどりの蝶が舞い、花の蜜を吸っています。
羽根の先が赤っぽいツバベニチョウ、白っぽいオオゴマダラ、オレンジ色のスジグロカバマダラ、黒いシロオビアゲハ…これでもう4色揃っちゃうな。
キレイな青のリュウキュウアサギマダラも舞っています。
かなりの数で、目の前をくるくる飛んでいきました。
その先の浜辺でも、貝殻4色を探して並べたり。

竹富島には六山(ムーヤマ)という、六つの重要なオン(ウタキ=聖地)があって、島の村の始まりとされてるんですが、そのオンも回りました。
ただ、聖地で足を踏み入れちゃいけないから、鳥居の外から見るだけ。
木と山の神様、間原ウタキ(クマーラオン)。
海の神様、花城ウタキ(ハナックオン)。
雨の神様、波利若ウタキ(バイヤーオン)。
麦の神様、仲筋ウタキ(サージオン)。
豆の神様、幸本ウタキ(コントゥオン)。
粟の神様、破座間ウタキ(ウーリャオン)。
それと、西糖ウタキ、世持ウタキ、清明ウタキなどを回りました。
それぞれの拝所があるべき場所にあるというか、やっぱり神聖な地だと肌で感じます。
ここでお祈りして、神様と共に生活するんだなあ。

その後、竹富島の集落の発祥の地といわれる新里村遺跡や、最南端の寺の喜宝院などに寄って、石垣島に戻りました。
離島桟橋から宿に向かっていると…なんと!
北海道の知床で初めて出会って、東京でも落ち合った友達と偶然に再会しました!
ビックリだ…でも向こうもかなりビックリ。
向かいの道路でお互い「何してんの!?」って叫びました。
しかも知床と石垣で会うとは…縁があったのかな。
ということで、夜は一緒に居酒屋へ飲みに行きました。
久し振りに会ったから積もる話をしつつ、グルクンの唐揚げや豆腐ちゃんぷるーをモグモグ。
月日の流れは早いもので、お互い色々あったんだね。
こんなことってあるんだなあ。
人生相談になりながらも、楽しい時間でした。
ていうか明日、与那国島に行くのも一緒だし。
じゃあ、また明日だな!
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最後の晩餐
2008-05-05 Mon 23:59
20080506165935
20080506165932
20080506165930
20080506165928
20080506165925
日数:184日目
距離:沖縄県竹富町字波照間西浜荘〜沖縄県竹富町字波照間西浜荘
多謝:西浜荘さん・宿泊客の皆さん・あやふふぁみさん・ミユキさん・ドンさん・名石商店さん・港ターミナルあだんさん・キーボードのお姉さん・大阪カップルさん・他お世話になった皆さん

昨日の夜は、この前行った「あやふふぁみ」で夕飯を食べました。
愛知の3人組が帰ってしまって、4月の終わりからのメンバーは、自分と貝捕りから一緒のお姉さんだけに。
ゲストハウスは長期滞在者が多いけど、このところ休みだからか入れ替わりが激しいです。
誰がいて誰が帰ったか、全然分かんない。
人それぞれの過ごし方があるからな。
お姉さんと、昨日から泊まりの女の子とおじさんも一緒に、色んな料理を食べました。

豚の骨を柔らかく煮込んだ、軟骨ソーキのラフティー。
海藻のアーサーが入った小麦粉を、水と卵を溶いて焼いたアーサーばっぽ。
島らっきょん甘酢漬け。
トゥナンパの葉をサバの味噌煮と酢で和えた、トゥナナマシ。
豚三枚肉の塩漬けをボイルした昔の保存食、スーチカ。
そーめんちゃんぷるー。
茹でた支那そばにごま油と塩を絡めたおやつ、ぶっとぅるー。
豚足をかつお節と昆布のだしで煮込んだテビチ。
お酒は梅酒のさんぴん茶割り。
郷土料理をこれだけ制覇したのは初めてです。
美味しいなあ。
不思議な素材ばかりで面白いし。
自分のお気に入りは、アーサーばっぽとぶっとぅるーでした。
…沖縄の名前は覚えにくいな。
これだけ食べて、代金はほとんどおじさんが払って下さいました。
ありがとうございます、ご馳走様でした!

宿に帰る夜道では、雲が多いものの星空が見えました。
毎日見ても飽きないだろう、キレイな星達。
こんなに見れるなんて、本当に幸せだー。
長居して良かったです。
沖縄県は、もうお腹いっぱいな感じ。
後は多分、与那国島と西表島に寄って、九州へ渡ります。

次の日は、また雨になりました。
午前中の始めは大降りで、いつも鳴いてたセミも息を潜めていました。
白いテッポウユリと赤いアマリリスが、風でクタッと首を下げています。
キュッキュッ鳴いてたヤモリも静か。
どこにも行けないので、みんなで昼食を作りました。
愛知の3人組が、余った食材をたくさん置いていってくれて助かります。
ダイコンのラーメンとカニチャーハン、マグロの缶詰め焼きを作って、残り物のカボチャの煮付けも一緒に食べました。
おじぃのダイコンとカボチャは、まだまだ残ってます。
炊事場にいると、本当に寮か何かで生活してるみたいだ。
料理の手伝いが楽しいよ。
以前よりずっと、食に興味があります。
でもまだ他の趣味を考えたら、どうでもよくなるかなあ…。
多分コレ、みんなで食べてるから楽しいんだろうな。

雨がマシになって、今日帰る女の子とおじさんの見送りに行きました。
港…ほとんど毎日来てるな。
風が強くて肌寒いです。
高速船に手を振るのも何回目だ…元気でなー!
明日は、自分が帰る日だなあ。

雨は降ったり止んだりで、談話室で「Dr.コトー診療所」を黙々と読んでしまいました。
もう梅雨に入っちゃったのかな…。
雨が止んだ隙に、いつも一緒のお姉さんと新しくお兄さんと、夕飯の買い出しに出掛けました。
切れてた卵とジャガイモと玉ねぎとダシと…何かもう、西浜荘でずっと暮らせそうだ!
最後の夕飯も美味しく作ろう。

夕飯メニューは、肉じゃがとダイコンの吸いもの、スパムと卵のちゃんぷるー、ジーマミー豆腐。
自分は、吸いものを担当。
味付けって、ダイナミックでいいんだと知りました。
炊事場でワイワイ調理していくと、美味しそうな匂いが漂ってきます。
皿に盛ってご飯と泡盛を用意したら、いただきます。

あー、今日で最後だと思うとしんみりするなあ。
GWに被ったから人が多くてヤダと思ったけど、旅の滞在を楽しくするのも人なんだなあ。
色んな人達のおかげで、波照間が大好きになりました。
この時期、この宿に来て良かった。
一期一会でも、一生の思い出です。
そんな風にしみじみと思いながら、美味しい夕飯を食べました。
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それぞれの星空
2008-05-04 Sun 23:12
20080505161244
20080505161241
20080505161239
20080505161237
20080505161234
日数:183日目
距離:沖縄県竹富町字波照間西浜荘〜沖縄県竹富町字波照間西浜荘
多謝:西浜荘さん・宿泊客の皆さん・まっさん・やっさん・ツッチー・あやふふぁみさん・モンパの木さん・みんぴかさん・レンタルクマノミさん・シュノーケルのおじさん・他お世話になった皆さん

昨日の夜も快晴で、星が見えそうな予感。
夕陽を見終わった後、貝捕り前からずっとお世話になってる女の子と一緒に、炊事場で夕飯を作りました。
宿のおじぃから大きなダイコンとカボチャを戴いてて、カボチャを入れたコンソメシチューと、前から余っている魚のアラで味噌汁に挑戦。
おじぃはのんびり口調で、動きがゆっくりなカワイイおじいさんです。
包丁を持つと手がブルブルだけど、煮込み番なら大丈夫。
新しく泊まりの男の子達も一緒に、鍋をグツグツ煮込んでました。
夕飯が完成して食べていると、他の宿泊客さんや愛知の3人組の内2人も来て、みんなでワイワイ。
長崎県の人が良いカメラで南十字星を撮っていて、自分はそれにかじりついてました。
うーん、やっぱりキレイ。
ロマンがあるなあ。

夕飯も食べ終えて空が暗くなると、みんなでニシ浜ビーチへ移動。
真っ暗な道路で夜空を見上げながら、アレが土星で…とか指差しながら、テクテク歩きます。
浜辺は波が穏やかで、港の明かりがほんのり灯ってました。
それでも暗い夜空には、前日のように星が瞬いて、特に南は零れるような星の数です。
冷たい砂の上に寝転がって、波の音を聴きながら星を眺めていると、何度も流れ星が落ちて、その度にまた大はしゃぎ。
みんなで星を見るのも楽しいな。
南十字星も、前日よりハッキリ見えて大満足。
そんな星空を眺めながら、次の日に帰る愛知のお兄さんは「土星になりたい」と嘆いてました。
相当、帰りたくないみたい。
中間管理職って大変なんだなあ…。
でもお兄さんの陽気さに、部下はきっと助けられてるんだろう。
もう1人の愛知の子とはサッカーの話をしました。
徳島ヴォルティスはあまり強くなくて、名古屋と違って目標はJ1だと言ってると、「上に上がる楽しさがあるからいいよ」と言ってくれて、やっぱり何でも考え方次第だなあと改めて思いました。
この人達の目には、同じ場所でも自分と違う景色が映るのかなあ。
全面スクリーンのような満天の星々を、他の人の目でも見てみたい。
どんな風だろなあ。
それと、砂浜には愛知の3人組がビーチで休憩するために作った基地の残骸もありました。
棒を拾い集めて檻みたいに砂に刺して、ヤシの実を入口に置いてたんだけど、暗がりでも良い出来だと思います。
この人達のノリが好きだ。

次の朝は、その愛知の3人組が帰る日でした。
遅刻しそうになりながら、見送りで港へ直行。
ああ、何だか寂しいなあ…。
この人達、面白くて好きなのに。
でも、また来年この時期に波照間島に来るっぽいから、軽くまた会う約束をしました。
先のことは分からなくても、約束は心を結びつけておけるから不思議…守れないものは無闇に結べないけど。
ていうか、愛知県ならそんなに遠くないしな。
また、みんなで遊びたいです。
出会えて良かった。
遊んでくれてありがとう!
仕事、頑張って下さい!

3人組を見送った後は「みんぴか」という店へ、女の子2人とかき氷を食べに行きました。
黒蜜を掛けてきな粉をまぶしたかき氷は冷たくて、晴れた日にちょうど良いです。
マンゴージュースも美味しい。
そのまま今度は港の堤防で海を見て、自分はニシ浜ビーチへひと泳ぎしに行きました。
シュノーケルセットのレンタルは、毎日泳いでいた3人組のお陰で安めに借りれてラッキー。
ビーチに下りたら基地の残骸にできた日陰に荷物を置いて、いざ出発。
と言っても遠浅なので、マリンシューズで少し歩いてからフィンを装着しました。
海水はお湯のように熱くてビックリ。
死んだ珊瑚の奥、海が眩しい碧に見えていた部分と黒い珊瑚礁の部分の分かれ目が、一番キレイでした。
碧の部分は海底が深くて砂で、そこに向かって山になった珊瑚礁には、たくさんの熱帯魚が自由気ままに泳いでます。
白や青、黄色に黒、ピンクっぽい色の鮮やかだったり、大きさも指先くらいのものから顔より大きなものまで様々。
海中社会は交通が上手く行ってるようで、魚同士が交通事故を起こすことはないみたいです。
珊瑚礁の道をスイスイ泳いで気持ち良さそう。
時々、冷たい海水が混じってくるけど、魚はみんな元気です。
一度、基地で休憩してまた泳いだんだけど、そのリーフに辿り着くまでが遠くて大変でした。
でも楽しい!
空の世界もいいし、海の世界もいいなー。

夕方になると夕陽が落ちて来たけれど、今日は下に雲が多くて早々に隠れてしまいました。
今夜はみんなで食べに行きます。
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サウザンクロス
2008-05-03 Sat 23:07
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日数:182日目
距離:沖縄県竹富町字波照間・西浜荘〜沖縄県竹富町字波照間・西浜荘
多謝:西浜荘さん・宿泊客の皆さん・ジローさん・ユキさん・ユーキさん・はなちゃん・まっさん・やっさん・ツッチー・昴レンタカーさん・他お世話になった皆さん

とうとう晴れの夜がやって来ました。
波照間島に来た一番の目的。
楽しすぎて忘れかけてたけど…自分は星を見に来たんです!
借りたレンタカーは4人乗りだから、7人いたメンバーは2度に分けて星空観測タワーへ。
自分は、愛知県からの3人組と一緒に1便で移動。
車の中からすでに星が見えて、ワクワク。
タワーに到着してみると、満点の星空が広がっています。
2便が到着するまで、草むらの中に開けた砂利に寝転がって、星空を仰ぎ見てました。
こうして見ると、南から北まで水平線近くまで星が見えるのがスゴイなあ。
灯りが全然ないから、小さな星まで点々と目に映ります。
3人で流れ星を探していると、大きい星がヒュウッと流れて大はしゃぎ。
願い事を3回って、あの一瞬じゃ無理だよな。
「サッカー選手になりたい」とか「プロ野球選手になりたい」とか、他2人のお兄さんの願い事が子供みたいで何だかいいな。
三十路らしいけど、諦めなきゃゼロじゃないよ!
旅先で出会う人は、大抵見た目が年齢より若く見えるから不思議。
2・3個、流れ星を見たら、2便のみんなが到着。
星空観測タワーに入って、望遠鏡で土星を見ました。
何か横に向いてたけど、やっぱりシールみたい。
屋上では星空の説明をしていて、ここでみなみじゅうじ座…南十字星の位置を確認。
北緯24度の北極星の反対側、南の水平線近くに3つの星があります。
一番下の十字架の先1つはガスで見えないけど、この3つはキレイに見えました!
これが南十字星かあ…感動!
隣には、ケンタウルス座のα星とβ星がうっすら。
うわー、うわー、初めて見た!
本当に見えるんだなあ。

もう一度、土星と火星を望遠鏡で覗いたら、みんなで少し離れた南の展望台に移動しました。
コート盛りという、石を積み上げたような見晴らし台は、地上から10mくらい高くて周囲に何もないので、一面が星空です。
南の水平線と北の地平線から、星が湧き上がってるみたい。
みんなで寝転がって空を見上げていたら、流れ星や人工衛星が通り過ぎていきます。
夜風は肌寒いけど、蚊もいないし静かだし、7人だけがこの島にいるような感じ。
ケンタウルス座もみなみじゅうじ座も、少し上がってから、また水平線に消えていきました。
地球の中から宇宙が見えるって、スゴイよなあ。
はあ、満足。

次の朝…今日は、波照間島について色々と情報を教えてくれてお世話になったカメラマンさんが帰る日でした。
高速船の時間まで、昨日借りたレンタカーでみんなと島をグルグル。
太陽の丸い日輪が出ていて、虹のように光ってます。
でも眩しくて直視できない。
サトウキビ畑の広がる真っ直ぐな道路を走っていると、風がとても気持ち良い。
サトウキビ畑の下から日輪を撮ったり、高那崎に行ってモンパの木やアザミを撮ったり…カメラマンのお兄さんを真似してみたけど、やっぱりプロみたくはいかないな。
デッカいカメラを持たせてもらってレンズを覗くと、世界が違って見えました。
魚眼レンズだから、視界が飛び出して丸く歪んだ不思議な感じ。
普段のカメラより迫力満点です。
波照間空港に行ってみると、小さな空港に花がたくさん咲いていてキレイでした。
ここの飛行機ってセスナ機なんだなあ…いいなあ。
愛別飛行場を思い出します。

それから、「ぱなふふぁみ」という店で昼食。
カレーライスを食べました。
スープカレーっぽくて美味しい。
白い壁をくり抜いた窓があって、風通しが良い店でした。
庭の緑が鮮やか。

それから、カメラマンのお兄さんとお姉さん、2人の見送りに出ました。
お兄さんは本当に情報通で、いっぱい遊んでもらえて、楽しかったです。
お世話になり、ありがとうございました!
またお兄さんの写真、見たいです!

お兄さん達の見送りが終わると、まだレンタカーの時間が残っていたから、残った2人でドライブしました。
シムスケーという古井戸や、地球環境モニタリングセンター、ぶりぶち公園という下田原城跡に立ち寄ったり。
ぶりぶち公園は沖縄独特の植物に覆われていて、石のベンチも半分隠れてしまってました。
珊瑚岩の城壁が緑の中にずっと続いていて、栄華の跡が寂しく残ってます。
ジャングルみたいだなあ。

夕方は港に夕陽を見に行ったけど、最後までは落ちず。
水平線手前でガスに消えていきました。
今日の夜も星が見えるな!
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港でみんなと
2008-05-02 Fri 23:54
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日数:181日目
距離:沖縄県竹富町西浜荘〜沖縄県竹富町西浜荘
多謝:西浜荘さん・宿泊客の皆さん・うおさん・メガッピ・あいらさん・ジローさん・はなちゃん・まっさん・やっさん・ツッチー・モンパの木さん・海畑さん・富嘉売店さん・名石商店さん・他お世話になった皆さん

昨日の夕飯は、島の人から戴いた魚料理でした。
ダシを取っている間に、自分は買い出し。
波照間の暗くなる道を歩いて、集落にある商店まで行きます。
行きはまだ太陽の残り火が西のskyにあって、雲の割れ目から星がポツポツと見える感じでした。
風が涼しくて、シャワーを浴びた後の肌に気持ち良い。
風力発電の風車が遠くで回っています。
波照間島には初めて来たけど、何だか懐かしい香りがするなあ。
少しの外灯で照らされた商店で買い物をして出てくると、空は真っ暗に。
さっきよりも星がよく見えます。
北海道は煌めく星空なら、沖縄県は輝く星空って感じ。
空気が澄んでいて標高の高い北海道は、星が近くて瞬いてるけど、大気が安定していて海抜に近い沖縄県は、星が遠くて揺らめかずに張り付いたようにハッキリ見えます。
キレイだ。
周りの家々からは、のんびりした三線が聴こえます。
沖縄独特のメロディーが静かな夜空に合っていて、弦の弾く音が耳に心地良いです。
虫の鳴き声も聴こえて、真っ暗夜道でも全然平気。

宿に戻ったら、ハリセンボンの味噌汁と、新しく泊まりの男3人組がカレーライスを作ってくれてました。
カレーにとろけるチーズ乗せるのって、美味しいんだな。
ハリセンボンは、ダシが効いてます。
泡盛をシークヮーサーで割って飲んでいたら、その後もスパムのチャンプルーや魚の煮付けと塩焼きが来て、とても豪華でした。
人数が多かったから、みんなであっという間に食べ終わって、夜中は港でまた飲みました。
天気が悪くなって小雨が降ってたから、早めに宿に戻ったんだけど。
話してると本当にみんな旅慣れてて、凄いなあと思います。
色んな国に行ってたり、波照間島に毎年来てたり、フリーカメラマンさんもいました。
ああ、寮にいるみたい。

次の朝も曇りです…南十字星は見れるのかな?
本州の方は晴れてるみたいなのにな。
今日は、女の子がほとんど帰ってしまうから寂しいです。
相部屋だったお姉さんも朝に帰るので、見送りに行きました。
次は石垣島に行くらしい…お元気で!
ありがとうございました!

それから、集落にあるお土産屋の「モンパの木」に行きました。
店のおじいさんが、陽気で面白いです。
波照間島のTシャツとか良かったけど、自分はビーズのブレスレットに惹かれました。
…4色カラーだ!
ちょうど腕につけるものがなかったから、即お買い上げ。
うん、満足。
他にも夜に光るヤコウ貝とか、キレイなものがたくさんありました。
店を出ると、次は仲底商店で黒糖アイスを食べました。
ムシムシしてる日だから冷たくて美味しい。
その後、島を回って最後にサンゴ浜まで行こうとしたら、迷って泥んこにハマりました…。
見送りもあるし、泥だらけの足を洗うために帰還。

そうして、今日から他の島に移動する2人の女の子も見送りました。
最後にみんなで、港のターミナルにある「海畑(イーノー)」という店で八重山そばを注文。
屋外のテーブルで食べると、余計に美味しい。
八重山そばって麺と肉が不思議です。
和風トンコツのような味。
見送りには宿のメンバーも来て、みんなで手を振りました。
ありがとう、またなー!

フェリーが行ってしまうと、そのまま何人かで貝を捕ろうと探しました。
沖縄の地元貝で、岩場とかに引っ付いているアワビのような貝。
宿でモリを借りて、網を用意して、お兄さんとおじいさんが這いつくばって貝を落とします。
体が半分以上、海に出て落ちそう。
みんな器用で、見てると面白いなあ。
コツを掴んだのか、たくさん捕れました。
今日の夕食も豪華だろうな。
でもモリが海に沈みました…。

港でのんびりして波照間島の話を聞いていると、ここには入っちゃいけない聖地や禁忌がたくさんあるようです。
ドキドキするけど、入らないように気をつけよう。
島の色んな場所に、まだまだキレイなところがあるみたい。
でも一番は、星が見えて欲しいなー。
談話室では、作ったテルテル坊主が揺れています。
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はてのうるま
2008-05-01 Thu 23:06
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20080503080621
日数:180日目
距離:沖縄県竹富町字波照間・西浜荘〜沖縄県竹富町字波照間・西浜荘
多謝:星空観測タワーさん・昴レンタカーさん・おじぃさん・海畑さん・西浜荘さん・宿泊客の皆さん・ジローさん・ユキさん・はなちゃん・まっさん・やっさん・ツッチー・ユーキさん・他お世話になった皆さん

昨日の夜は、カメラマンのお兄さんが捕って来た貝を塩とバターで焼いてくれて、みんなでそれを食べました。
女の子は減ったけど、また新しく泊まりの人が増えて、談話室の人口密度は異様に高いです。
座る場所がないくらい。
熱気もスゴいことになって、収拾がつきません。
そんな中で、ゴーヤちゃんぷるーやふーちゃんぷるーも誰かが作って、朝の残りの味噌汁と泡盛とで、今日も豪華な夕飯です。
出来上がった貝のバターソテーはコリコリしてて美味しい。
1人2個くらい当たって食べれました。
ちゃんぷるーも、店より美味しいかも。
ソーキちゃんぷるーまでやって来ました。
泡盛は小さいボトルの「泡波」と、60度の花酒を飲みました。
花酒は割らずに飲むと、唇と咥内が熱くてヒリヒリ。
さんぴん茶やシークヮーサーで割って飲みました。
もともとこの酒は、与那国島の人達が死体の匂いを消して洗浄するために造るものだから、地元の人は飲まないらしいです。
うん、納得。
途中、炊事場で食器洗いをしてると、3人組の内の1人のお兄さんが何やら料理をしていました。
ジャガイモとニンジンとを炒めてるけど、本人にも何ができるのか分からないみたい。
そこにコーンスープを入れて、なぜかカレー色になったその料理は、シチューの味がしてなかなかイケました。
色んな人がいるなあ。

夜中になると人のいない港へ移動して、その日は夜釣りをしました。
したと言っても、お兄さんがしてたのを貝捕りのメンバーで見てただけなんですが。
桟橋で座って仕事や夢の話を聞いていると、自分はもっともっと頑張らないとダメだなあと反省します。
それに、世の中には色々な仕事があるんだと改めて思いました。
最終的に4人だけ残った後、会話せずに静かにしてると、雨の音が屋根に当たって楽器のような音がします。
トトロのバス待ちの時のような。
「こうしてボーっとすることなんて、仕事してるとないよな」とお兄さんが言って、また静寂。
雨が止むと、鳥やヤモリの鳴き声が響いてキレイ。
真っ暗な夜空をコウモリが飛んで、遠くの方からカエルの鳴き声が届いて、雨が強くなると桟橋が揺れて…何だかのんびりするなあ。
自然の中で、自分がポツンといるのが分かりました。
釣り竿に魚は掛からなかったけど、楽しかったです。

そして、今日の朝は…晴れ!
ちょっと雲は多いけど、太陽の光が降り注いで明るいです。
みんな光合成のように光を浴びて喜んでました。
雨の日も良かったけど、晴れの日は気持ち良い。
ナスとダイコンの味噌汁ご飯を食べて、昨日のメンバーと新しく来たサーファーの可愛い女の子と一緒に泳ぎに行きました。
その前に、港の防波堤から珊瑚礁の海を一望。
鮮やかな水色と珊瑚礁の黒いコントラストが眩しかったです。
キレイだー!
大きなテトラポットの上から海を眺めると、水平線が少し丸く見えて、海がシアンからマリンブルーに深まっているのが分かります。
空は薄い青だから、海の鮮明さが余計に引き立ってる感じ。
波照間島は、果てのうるま(珊瑚)というところから名付けられた島だと聞いたけど、その通りなんだなあ。

人気のあるニシ浜ビーチから少し離れたビーチに移動すると、借りたシュノーケルを取り付けて海に足を浸けました。
最初はやっぱり冷たいけど、体ごと入ってしまえば平気。
かなりの遠浅で、泳げる場所まで歩くのが大変です。
海に慣れた人が一緒だから、安全なテトラポット内で魚を見物。
青い小さな魚や黒と白の縦縞模様の魚、色んな魚が泳いでいました。
ピンクのテーブルサンゴや青いヒトデも目立ちます。
明るい太陽の光は、草原に風が吹くように流れていって、キラキラの海面がキレイ。

しばらく遊んで休憩に出ると、紫外線にジリジリ焼かれるのが分かります。
西浜荘の1人の見送りに行ってから、ターミナルの「海畑(イーノー)」でまた八重山そばを食べました。
昼食がすんだら、もうひと泳ぎ。
午前中より波が高かったけど、泳げる範囲内でした。
お湯のように温かい水と、冷たい海水が混じって変な感じ。
テトラポット近くには大きな魚が棲んでいて、デッカいウツボを見た人もいました。
シャコ貝もいたな。

夕方にシャワーを浴びたら、みんなでレンタカーを借りて夕陽を見に行きました。
だんだん外が涼しくなって、泳いだ後の気だるさが良い感じ。
ワンボックスカーでゆっくり道路を走り、サンゴ浜に到着です。
人のいない浜には、大量の珊瑚の欠片が置かれていて、砂浜を覆い尽くしています。
これだけ運ぶの大変だったろうなあ。
珊瑚の上を歩くと、鈴の音か風鈴のような透明な音が鳴ってキレイ。
カラカラと音を立てて珊瑚の山が崩れます。
夕陽は雲のない空に浮かんで、蛍光オレンジに輝き出しました。
まん丸で周りに何もないから、空を丸く切り抜いてその向こうにオレンジの空があるように見えます。
平面みたいだ。
沈むにつれて下のガスに隠れてしまったけど、とても眩しい夕陽でした。

夜は星を見に行けるな!
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