emptyship666
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JAPAN
昼寝日和
2007-10-17 Wed 06:50
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日数:143日目
距離:福井県大野市越前大野駅〜京都府舞鶴市西舞鶴教会
多謝:五箇公民館さん・こし路荘旅館さん・福井駅CHAOさん・ティッシュ配りのお姉さん・路面電車のおじさん・有楽町公民館さん・測量のおじさん・西舞鶴教会さん・他お世話になった皆さん

今日は晴れて気持ち良かったけど、同じくらい眠い日でした。

朝に、「九頭竜湖」のダムへ続く「九頭竜川」沿いの峡谷を見ようと行ってみたものの、どこをどう行ったのか道を間違えました。
それでも川沿いは歩いているからどこかには出るかなと思っていたら、ちょっと前に道を尋ねた「五箇公民館」の人が車でやって来て、わざわざ乗せて下さいました。
ありがとうございます!
九頭竜の川とは違う川を歩いていたようです。
というわけで、車で短いドライブをして「九頭竜峡」を見ました。
深い碧と白く削れた岩がキレイで、太陽の光が水面をキラキラと揺らしていました。
この辺りは過疎化が問題になっているそうですが、のどかで静かないい場所です。
黄色や白の蝶が花の間を行き交って、うっすら色づき始めた山々はすぐ目の前にそびえています。
しばらくして、勝原駅で降ろして頂きました。
お仕事中に、ありがとうございました!

今度は福井市へ移動して、「足羽山」のてっぺんにある「自然史博物館」を目指します。
山というより丘陵地の上まで、竹林の横や神社を通って到着。
風が強くて気持ちいい。
福井県も暖かい感じだけど、10月ってこんなものなのかなあ。
博物館に入ると、福井県の自然についての展示や映像を見てから屋上へ。
真ん中にドームと望遠鏡があり、福井市を一望できる位置です。
観望会も毎日やってたらいいのになあ。
石川県では見えなかった「白山」も、今日はうっすら顔を覗かせていました。
で、眠気が我慢できなくなったから、誰もいないし、そこで昼寝しました。
ポカポカ陽気で、すぐにぐっすり。

最近、夢のモヤモヤを文章にして外に出す方法を身につけて、ゆっくりだけど発散してます。
日記の延長みたいな感じで面白いから、色々遊んでいます。
こっちのブログは、旅が終わったら友達に記念本にして貰うんだけど、物語を書いてる方のブログも同じサーバーだから、携帯から遅れないのが欠点。
文字制限で引っかかります。
でも楽しい。
いつか絵本みたいなのも、頼んで作って貰おうかな(人任せ)。

目が覚めると、陽が傾きかけていました。
落ち葉が集めてある道を通っていると、随分と赤や黄色の葉っぱが混じっています。
緑にも赤にもなれていいなあ。
木から落ちて土に染み込んで、地球の一部になって、また木の葉を作る。
その循環に、ちょっと交ざりたいです。
途中、赤と黄と紫の変な実もあって、秋は彩り鮮やかだなと感じました。

教会近くへ来ました。
「敬虔は、足ることを知るなら、大きな利得の道です 私たちは、何も持たないでこの世に来て 何も持たないでこの世を去るからです 衣食があれば、それで満足しよう」
「人はみな草のようで その栄華はみな草の花のようだ 草は枯れ 花は散る」
聖書を読む中で、最近この節が頭に残ります。
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一宿一飯の恩
2007-10-16 Tue 22:33
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日数:142日目
距離:富山県小松市山本さん宅〜福井県大野市越前大野駅
多謝:山本さんご家族・東尋坊駐車場のおじさん・道の駅みくにさん・永平寺のお坊さん・FM大野中挟店さん・竹内鍼灸院さん・他お世話になった皆さん

布団でぐっすりの次の日、野菜たっぷり朝食を戴いて、梨と柿も食べました。
家の庭には、アケビやイチジクなど他にも果物の木が植えられています。
今日は、福井県を案内して頂きました。
お世話になったご家族の家を後にして、福井県へ向かいます。
本当に良くして頂いて、ありがとうございました!

出発して初めに行ったのは、小松市内の「那谷寺」。
白山信仰の寺で、苔のむしたほの暗い参道が、落ち着きを感じさせ、江戸時代の月と太陽の灯籠が、杉林の間に立ち並んでいます。
「金堂・華王殿」に安置されている大きな十一面千手観音、宝物館を見てから白鳥が泳ぐ池まで来ると、頭上に奇岩が現れました。
その先の本殿はキレイな浮き彫りが施されていて、唐門から岩窟内の本殿を通る胎内くぐりができます。
これをくぐることにより、この世に生きている諸々の罪を洗い流し、再び母の胎内より白山のように清く生まれ変わり、出直すことになるのだとか。
罪を全部洗い流せたら、みんなどんなにか楽だけど、今の自分も思い出もなくなるのと同じで、なくなって真っ白になった自分もやっぱり、知らず同じ道を選びそうな気がする…とか考えながら、くぐったら罰当たりかな。
胎内を出て三重の塔や鎮守堂を過ぎると、苔の階段を下りながら鐘楼を通って参道へ戻って来ました。

次は福井県に入り、海岸沿いの三国町にある名勝「東尋坊」まで移動。
暴僧の東尋坊が突き落とされた断崖絶壁。
大きな規模の柱状節理がずっと続き、千畳敷や屏風岩も存在します。
角がたくさん突き出したような岩の間から遊覧船が出航して、遠くに見える「雄島」へ向かって行きました。
松原を抜けて三段岩の方へ行けば、デカいエチゼンクラゲがふよふよと海面に浮かんでいます。
コバルトブルーの砕け散る白波がキレイ。

海から山へ、今度は曹洞宗大本山「永平寺」に移動。
山に囲まれた地に大小70余りの建物が並んでいるらしいです。
「七堂伽藍」と呼ばれる僧侶が修行をする清浄な場所の中でも重要な、
山門(永平寺最古の建物で仏の世界に入る関門)、
仏殿(中心に位置する御本尊を祀っている場所)、
僧堂(坐禅・食事・就寝などが行われる修行僧の根本道場)、
庫院(台所や賓客の接待間がある)、
東司(手洗いのことで心身ともに清浄となることを心掛ける)、
浴室(入浴は私語を禁じて修行する)、
法堂(説法や各種法要が行われる場所で最奥に位置する)、
の辺りを参拝しました。
仏に近づくには、まず仏の作法を身に付けるそうで、日々の生活そのものが修行になっているそうです。
姿勢を正して心も正す「坐禅」の後は、1時間あまりの読経を行う「朝課」、正式な作法で菜食を食べる「行鉢」、回廊掃除や作業をする「作務」など…毎日決まったことをできるのが凄い。
タクアンは音を立てて食べちゃいけないとか、厳しいんだな。
大声で笑ったりもできないのかなあ。

夕方になると、大野市でお別れです。
2日間、色々とお世話になりました!
一宿一飯どころか三飯四飯、ありがとうございました!
自分もいつか返す番になりたいです。
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金沢巡り
2007-10-15 Mon 09:33
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日数:141日目
距離:石川県金沢市アプレシオ金沢駅西店〜石川県小松市山本さん宅
多謝:アプレシオ金沢駅西店さん・山本さんご家族・海鮮アトムさん・金沢城のおばさん達・銭湯のお兄さん・徳光インターオアシスさん・他お世話になった皆さん

今日は、埼玉県の秩父でお世話になった人達が石川県に住んでいたらしく、彼らに案内をして頂きました。
ありがとうございます!
まさか、本当に再会することになるとは…縁ってスゴイ。

朝、うどんを食べさせて頂くと、金沢市にある日本三名園のひとつ「兼六園」へ出発。
こっちのうどんは、麺が細くて柔らかいんだなあ。
讃岐とは全然違います。

「浅野川」と「犀川」に挟まれた「兼六園」は江戸時代の大庭園で、広大な敷地を使って作庭されています。
見晴らしの良い眺望台、
霞ヶ池を臨むことじ灯籠、
冬になると雪吊りが見られる唐崎松、
亀の甲羅の形をした雁行橋、
カラスの止まらない明治記念之碑、
木の根が地上に露出した根上松、
御亭のある梅林、
抹茶を立てて貰える時雨亭、
くるくる回って登る栄螺山、
瓢池に架かる日暮れ橋と海石塔、
流れ落ちる翠滝、
園内最古の茶室の夕顔亭、
霞ヶ池と連動する噴水、など風情あるものがいっぱい。
木々の間から苔の地面に日が射していて、園内を流れる曲水もキラキラ光っていました。
加賀百万石前田家奥方の御殿「成巽閣」へも入ってみました。
優雅な書院造りで、障子の腰板にはタンポポやツクシ、蝶や鮎などたくさんの春の生き物の絵が描かれています。
ウルトラマリンブルーのカーペットが敷かれた明るい廊下もキレイ。
2階には、部屋ごとに天井の様式や壁の色を変化させた面白い造りの部屋ばかり。
群青色と朱色の鮮やかな室、淡い白群青色と紫色と鉄砂の黒色の室がある間は、目に眩しくて本当にキレイでした。

「兼六園」を出ると、隣の「金沢城」へ。
高い石垣がまず目に付きます。
江戸時代から現存する石川門をくぐり、釘やボルトを使わずに復元された、菱櫓と橋爪門続櫓を繋ぐ五十間長屋を眺めます。
二の丸広場や鶴の丸広場を通って、今は通れないレンガ造りのトンネルを見ました。
地元の人がいると、ボランティアガイドの人達みたいに詳しいから、色々と教えてもらえます。

それから今度は「浅野川」を渡って、「ひがし茶屋街」へと移動。
途中の昼で、お寿司を戴きました。
昔の遊郭が残る街並みは、時間が止まっているような気がします。
ベンガラ格子の家屋や芸者さんを呼べる家屋、通りを変えれば銭湯や駄菓子屋も。
金箔を売っている店もありました。
古家は、木壁の色が赤くなっていたり、逆に黒くなっていたりと、真新しい家屋と比べて時の流れを感じます。

その後は、安宅海岸の「安宅の関」で勧進帳の弁慶像を見て、徳光で名物の「あんころ餅」を戴きました。
甘さ控えめで美味しい!
安宅海岸は、波の音がゴオゴオと響いていました。
その後、「木場潟園地」へ寄ってのんびり。

夜になると、その人の家に泊まらせて頂けることになり、ご家族と友達さんとで夕食を食べました。
なんと炭火焼きの食事で、うちわでパタパタ扇いでちょっとお手伝い。
ホタテやアジを焼いたものや、ハゼの天ぷら、チンジャオロース、イカの刺身と、物凄く豪華でした。
「越乃寒梅」っていうお酒も戴いて、とても美味しかったです。
ごちそうさまでした!
猫も飼われていて、一緒に遊びました。
暖かくて可愛いなあ。

「旅は心残りがあったらいかん」
という話を聞いて、これからも心残りがないように行こうと思いました。
それにしても、親切なご家族と友達さんです。
本当にありがとうございます!

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