emptyship666
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JAPAN
密林探検
2008-05-11 Sun 21:33
20080511213349
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20080511213340
日数:190日目
距離:沖縄県与那国町おじぃーの家〜沖縄県与那国町おじぃーの家
多謝:おじぃーの家さん・宿泊客の皆さん・おはなし館のお姉さん・わかなそばさん・他お世話になった皆さん

昨日の夕方、無性に本が読みたくなって本屋か図書館を探したんですが、与那国島にはないようで…。
代わりに「おはなし館文庫」という貸本屋さんがありました。
赤レンガの2階立ての民家の1階に、絵本と児童書をメインとした本棚。
木の看板が素敵。
貸本屋さんっていいなあ。
児童書も絵本も大好きだから、色々と読みたいのがいっぱい。
今回、家から本を持って来るのを忘れたので、どこかで買いたいなあ。
小森香折さんの「ニコルの塔」を借りて読みました。

その夜は新しく泊まりの人達と、夕飯を食べてお酒を飲んでました。
これから行く西表島の情報や安宿を、その人達に教えてもらったり。
看護婦さんや元医者さんがいて、怪我しても大丈夫だなと勝手に思ったり。
夕飯は自分が作ったカレーライスと、宿のお兄さんが採ってきたアスパラと長命草の天ぷら。
美味しいなあ。
長命草を食べると、その名の通り長生きするそうです。
島豆腐も食べました。
そのまま食べても、味噌汁に入れても美味しいです。

次の日は宿泊客のおじさん達と、海底遺跡まで行くことに。
本当は海からボートで行くんだけど、人面岩の先から歩いて行けるらしいということで挑戦です。
天気は雲が多めの晴れ…与那国島の天気って読めません。
本州とかより、天気の移り変わりが早いような気がします。

おじぃーの家の車を借りて、4人で出発。
海底遺跡の前にティンダハナタへ寄って、そのティンダハナタの上にも行きました。
天井に突き出た岩の上は牧場になっていて、牛達がのんびりと過ごしてます。
広い牧草地を歩いて崖まで行くと、祖納の町並みを一望できて、空港の滑走路も見下ろせました。
北風が強くてよろけるほどだったけど、とても爽快な気分。

それから南牧場線の海沿いを走って行くと、与那国馬の群れが道路でくつろぎ中でした。
あんなに堂々と道路を塞ぐ馬は初めて見ます。
後ろから地元の車は、馬達にグイグイ迫って避けさせてました。
へえ、そうやって退いてもらうんだ。
そうして通った先の比川にある「わかなそば」さんで、八重山そばを食べました。
やっぱり店によって八重山そばは色々だけど、ここのもあっさりで美味しかったです。

食べ終わったらいよいよ、人面岩の遊歩道から海底遺跡の絶壁へ冒険です。
行ったことがある人の話は聞くのだけど、実際には地図もなく、コンパスと人跡だけが頼りの状態。
そういったトレッキングに慣れた人がいるので、途中まではスタスタと草むらを進みました。
草に覆われた沼では膝まで沈み込んだけど、はまり込む前に次の足を出して脱出。
スポンジの上を歩いた感じです。
アダンが密集している隙間を縫って密林の中へ入ると、自分が東西南北どこへ向かってるのか全く分からなくなりました。
人跡も全然なくて、多分ずっと人が通ってない未踏の場所っぽいらしいです。
芋の固い葉を踏みしめて、ヤシの葉を掻き分けて、道を作りながら何とか進むと、背の高い木々が減って断崖絶壁の端まで出ました。
遠くに立神岩が見えてコバルトの海がキレイ…だけど、一歩間違ったら真っ逆さまな狭い場所です。
多分、遠くからこっちを見たら、崖の上からポッと人の頭が飛び出してる状態。
それからはまた海側を離れてしまって、それでも進めば辿り着けたのかもしれないけど…タイムアップ。
おじさんの1人が今日の飛行機で帰るから、遅れちゃ大変。
海底遺跡は辿り着けなかったけど、途中で大きくて真っ白な蝶を見ました。
ハンカチが飛んでるみたいで、キレイだったな。
噂では、海賊キッドの宝がこの与那国島か宮古島かに埋まってるらしいです。
ああ、いいな!
宝探しなんて、ロマンだよな!

帰り道は行きより道が分からなくなって、遭難ってこうしてなるんだろうな…と他人事のように思ったりしました。
アダンの葉はアロエよりて固くて、刺が擦っていつの間にか手足に傷がいっぱい。
荊の棘も足に突き刺さります。
ハブやヒルのような害虫がいないのが救いでした。
色々と勉強になったなあ。
広々とした草原地帯に戻って来てから、パンと水を流し込んで休憩。
面白かった!
遊歩道へ出てから、おじさんに「本当は男の子でしょ?」と聞かれたから、「そうですよ」と返しておきました。
男でも女でもいいよ、大して変わらないから。

車に乗って宿に帰ったら、一度シャワーを浴びたんだけど、擦り傷がヒリヒリして痛かったです…うえー。
その後、帰るおじさんを見送りに、みんなで空港へ行きました。
今日はRACのプロペラ機が飛ぶ日で、黄色と青の機体とプロペラがカッコ良かったです。
パイロットの人が乗り込むトコとか、堂々としてて惚れます。
いいなあ、プロペラ機。
おじさん、色々とありがとうございました!
離陸していく飛行機は、最高にカッコイイです。

明日は与那国島ともお別れだなあ。
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風雷日和
2008-05-10 Sat 18:57
20080510185756
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日数:189日目
距離:沖縄県与那国町おじぃーの家〜沖縄県与那国町おじぃーの家
多謝:おじぃーの家さん・宿泊客の皆さん・おはなし館のお姉さん・他お世話になった皆さん

昨日の夕方は、夕陽が少し見れました。
おじぃ手作りの味噌汁とご飯を食べたら、お気に入りの廃墟の崖で、太陽が落ちるまで見物。
下の方には雲が溜まってたけど、大分オレンジ色に輝いてました。
白と黒の雲もキレイだったし。
でも黒い雲ってことは、雨雲かなあ。

夜はまたバイクで比川浜まで行ってみたけど、雲で南十字星は見えず。
というより、北の空が何だか明るくチカチカしてるのが気になります。
カニが闊歩してる道路をゆっくり走って、比川から祖納の港へ移動。
大きなカニが、ヒョコヒョコ横歩きしてました。
夜の方が色んな生き物に出会います。

北の空を明るくしていたのは、雷の稲光でした。
東シナ海の上で光ってるようだけど、その光が眩しいくらい。
空の半分をカッと照らしてます。
一瞬の稲光が闇夜の水平線をザッと浮かび上がらせて、浜辺を昼のように明るくしてしまうんです。
時折立つ波に光が当たると、まるで生き物みたいに波が白く輝いてうねってキレイ。
遠くの海に落ちた時は特に明るく、暗い周囲が瞬間、白と陰になって絵のようでした。
稲妻は見えないけど、落ちた部分の水平線の明るさで何となく分かります。
雷の轟は絶え間なく続いていて、それをずっと見てました。
涼しかった風も止んで凪になっても、灯台より明るい稲光は止みません。
でもだんだんと、北西に向かって動いていたようで、そのうち遠くに白く輝く線が見えるだけになりました。
ゴロゴロと唸る音は、波の音にかき消されながら遠ざかっていきます。
落ちたら大変だけど、遠くの雷はキレイだな。
あんなに明るいものなんだなあ。
花火みたい。
でも明るすぎて、星は全然見えなかったな…。

次の朝はやっぱり雨。
風が強くて、海底遺跡はまた中止です。
ご飯と味噌汁を食べたら、空港まで歩いて行ってみました。
傘で行くと吹っ飛びそうだったからおじぃにカッパを借りたんだけど、確かに与那国島の風をナメちゃいけません。
サトウキビが横倒しです。
でも雨は止んできました。

与那国空港では、ちょうどJTAのジェット機が着陸するところでした。
送迎デッキはそんなに広くないけど、待機中の飛行機が近くて良い眺めです。
大きな空港より、これくらいの空港の方が好きだなあ。
波照間空港くらいが一番いい。
セスナ機、セスナ機!
JTAのジェット機も小さめでカワイイです。
八重山諸島の飛行機は乗ったら、島と海がキレイなんだろうな…料金が安かったらなあ。
上空を遊覧飛行してみたいです。
そういえば、宿のお姉さんに八重山諸島を全部回るのか聞かれたけど、何でだろう…絶対行きたい島と全く興味がない島とがあるんだよなあ。
興味がないというか、行きたくない感じ。
宮古島も話を聞くと良いところらしいのに、なぜか行く気がしない…。
聞くところによると、宮古島はパワースポットらしいので、きっと呼ばれてないんだろう。
うん、行かない方がいい…無理やり強行した、秋田県の二つ森で懲りました。
なので、八重山諸島も九州の諸島も、行きたいと思えた島しか行かないと思います。

離陸する飛行機を見送ったら、今度はまたティンダハナタに登りました…何回目?
でもココ好きなんだよなあ。
雨風もしのげるし、奥は意外に人が来ないから、のんびり音楽を聴いて色々と作業をしてました。
スゴく落ち着く…!
ティンダハナタの奥は、岩が抉れて天井があるから、本当に岩に抱かれてる感じ。
昔の子供達は、ココでどんな遊びをしてたのかなあ。
町や人は変わったけど、見ていた海や空はまだ同じかなあ。
この岩もどう変わったんだろう。
色々と考えてたら、眠くなりました。

ツバメが超低空飛行してるから、明日も天気は悪いだろうな。
地面に腹擦りそうなくらい、ギリギリまで滑空してました。
道端にはハイビスカスが咲いていて、赤と白の花がキレイでした。
黄色と黒もあったらもっといいのに。

ニュースでは、台風が近づいてるらしく。
北海道の30℃、次の日に雪ってのにビックリです。
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国境の星
2008-05-09 Fri 20:33
20080509203306
20080509203304
20080509203302
20080509203300
20080509203257
日数:188日目
距離:沖縄県与那国町おじぃーの家〜沖縄県与那国町おじぃーの家
多謝:おじぃーの家さん・宿泊客の皆さん・祖納郵便局さん・ふくやまスーパーさん・日用雑貨屋ふくさん・犬と散歩のおじさん・他お世話になった皆さん

昨日の夜はまた雲が引いて、星空を見ることができました。
焼き肉の帰りに星が見えたから、借りたバイクでブブンと島を一周。
おじぃーの家では、バイクも車も燃料費だけ、自転車とシュノーケルは無料、米食べ放題という至れり尽くせり状態です。
部屋も冷房を効かせてくれたし、夜は快適だろう…でも自分は、夜更けまで帰りません。
1人で怖くないって聞かれたけど、何が怖いって途中で寝るのが怖いです。
霊感はないし、悪い人もいなさそうだし、与那国島にはハブもいないし、バイクはライトが点くし、他は大丈夫。

島を回っていて忘れてたのが、西崎と東崎には灯台があるってこと。
波照間島並みに星は見えるんだけど、いかんせん灯台の灯りが眩しいです…。
岬で断崖絶壁から星空を見ると、足元からグワッと頭上の先まで空なので、星の見える範囲が広いのは良かったな。
宇宙の中にいる気分でした。

ちょっと怖かったのが、牛や馬の逃亡防止用のテキサスゲート。
ガガガと車体が揺れて、痛かったです。
それに、北牧場や南牧場線の道路では、真っ暗な道脇で馬が寝てたりしてビビりました。
馬って立ったまま寝ちゃうんだ…疲れないのかな。
南牧場線は南十字星がよく見えて絶好ポイント…でも牛や馬の糞が至る所にあるから、迂闊に寝転がれません。
この糞は落ちにくいらしいし。

なので最終的には、Dr.コトー診療所の前に広がる比川浜の防波堤に落ち着きました。
比川集落内だからちょっと明るめだけど、水平線上に南十字星がキラリと輝いてます。
一瞬だけど、初めて一番下の4つ目の星も見ました。
ああ、来て良かった!
静かな波の音が、耳に心地良いです。
風の涼しさも、焼けた肌に優しい感じ。
防波堤の上で寝転がると、南から北の星まで見えて満足。
結構長い流れ星がひとつ、ツーっと夜空をなぞっていきました。
何でこんなにキレイなんだろうなあ。
コレが全部、宇宙に浮かんでる星で、この地球みたいに生きてるなんて凄いなあ。
波照間島の星空もいいし、与那国島の星空もいい。
南の星座が回ってくると、ケンタウルス座の星も上がって見えました。
星空を見てると、遠い人にも近付ける気がします…シリウスとか特に。
何年経っても、そうそう空は変わらないもんな。

南十字星が雲に隠れてしまったから移動しようと起き上がると、暗闇に光るモノが。
目を凝らしたら、多分猫だと認識できました…ちょっと驚いた。
祖納の方に戻って、バイクを宿に置いてから近くの祖納港へ。
意外に星がよく見えて、特に北の空がキレイに見えます。
見上げてボーっとしてると寝そうだけど、この気温なら寝ても死にはしないだろう。
このまま脳内で、宇宙旅行に行けそう…。
夜釣りをしてるっぽい人が遠くにいて、見に行ってみようかと思ったけど、何となくやめときました。
波照間島の夜より、与那国島の夜のがコワイ感じなのは何でだろう…?

朝になって、天気はまだ晴れのまま。
朝はずっと寝てて、起きたら白米ご飯です。
米があるっていいなあ。
海底遺跡に行く予定だったけど、南風が強かったので今日は中止。
ティンダハナタまで行ったら、ちょろちょろと買い物をしてから、祖納港の隣のナンダ浜で泳ぐことにしました。
シュノーケルを借りて白い砂浜へ行くと、今日も水は透明でキレイ。
誰もいないから、足跡をつけて遊べます。
天気のわりに海水は冷たくて、それでも泳いでるとそれなりに馴染んでくるから不思議。
遠浅じゃなくて結構深いから、珊瑚礁があるとこまでなかなか行けませんでした。
それでも奥に行ったら魚がいて、深いのに海底が見える分、気をつけないとどんどん進んでしまいそう。
海底に沈んだ大きなテトラポットの間にも、魚達が出入りをして生活してました。
砂浜から近くの浅い海底は、太陽のさざ波が射し込む度に宝石みたいになって、海の砂漠と風みたいです。
驚くほど静かな世界で、のんびりただ漂って遊んでました。
雲が多くなってきたなあ。
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青天の霹靂
2008-05-09 Fri 09:46
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日数:187日目
距離:沖縄県与那国町民宿もすら〜沖縄県与那国町おじぃーの家
多謝:民宿もすらさん・宿泊客の皆さん・ミネ・与那国島駐在所さん・Dr.コトー診療所さん・ふくやまスーパーさん・日用雑貨屋ふくさん・焼き肉コモさん・おじぃーの家さん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

あれだけ降っていた雨は止み、1週間曇り続きの天気予報を覆して、今日は晴天です。
昨日の天気が嘘のよう。
カーテン開けてビックリです。
宿の布団が気持ち良すぎて、寝過ごすところだった…危ない危ない。
宿サービスのトースト2枚を食べて、外を散歩。
友達は早朝から自転車を借りて、島を半周したそうです。
Dr.コトー診療所まで行って、ティンダハナタもまた行ったって…スゴイな!
てか、起こしてよ!
「俺のチャリをこぐスピードは半端ない」から放って行ったらしいです…えー。
でも、今日帰っちゃうんだもんな。
昨日は雨だったから、今日晴れて最後にいいトコ回れて良かった良かった。
その友達の見送りをしに、港のフェリーまで行きました。
流石にもう偶然会うことはないだろうけど、また遊ぼうな!
色々ありがとう、ミネ!

1人になったら、晴れの与那国島をグルッと回りました。
昨日行った西崎展望台も、晴れの日に見下ろすと海がキレイ。
近くの久部良バリは、長い岬が続く景勝地だけど、昔の人頭税制度のために妊婦さんが岩飛びをさせられたという伝説があります。
人が人を管理する社会が続いてるけど、この時代の日本は人が人じゃなかったんだなあ…今でも世界には、そういった地域があるし…。

バリを後にすると、そのまま南牧場の爽快な道路を進みました。
あちらこちらで与那国馬が草を食べている牧場沿いの道は、なだらかな坂になっていて、南の太平洋が明るく輝いてます。
遠くに岬が見えて、海に向かって走り出したくなりました。

カタブル浜を過ぎて比川の集落に入ったら、丸くキレイな浜辺が広がる比川浜に到着。
静かで穏やかな浜に、ポツンと「Dr.コトー診療所」のオープンセットがあります。
ドラマは見ないから知らないけど、漫画は波照間島で読みました。
診療所の中を見学すると、古い手書きの張り紙やカルテがあったり、窓のカーテンを揺らして比川浜の青が見えます。
ちょっと前に造られた建物なのに、すごく古い感じが出ていて、美術スタッフさんはやっぱり上手いなあと思いました。
こういう家っていいな。

そこから比川を出ると、突き出た新川鼻の岬を通って人面岩と立神岩を見ました。
軍艦岩のあるサンニヌ台は立ち入り禁止。
風車と牛の見える道を進んだら、東崎に到着です。
東端の灯台まで行くと、三方向から海に囲まれ良い気分。
与那国島の海は、断崖絶壁から見下ろしても透明度が高くて、シアンのインクのような色です。
瑞々しいし、青々しい。
キレイだな。

そのまま牛や馬を眺めながら2台の風車の下を通って祖納に入ると、浦野墓地群の先にある六畳半ビーチと四畳半ビーチという小さなビーチへ下りました。
与那国島は波が荒いです。
祖納港のエメラルドグリーンのナンタ浜を通ったら、またティンダハナタに登りました。
お気に入り。
雨の日より景色が良くて、昼でも涼しいです。
屏風のようにそそり立つ標高100mのティンダハナタは、台形状の地形。
眼下に祖内集落の家並が展開し、東にウラブ岳、西には雄大な東シナ海が一望できます。
天然の展望台で、近くの岩陰には豊富な湧き水があって、祭事に使われるそう。
また来よう。

そこから与那国空港を通り過ぎて、北牧場の先にある馬鼻崎までテクテク。
牧草地帯を牛や馬達に物珍しがられながら、のんびり進んだら、先の断崖は絶景。
荒々しい透明な波が打ち付けて、岩壁を削っています。
海の色が鮮やかでキレイ。
岩壁には洞窟ができてそうな感じ。

静かなダンヌ浜で一周を終えたら、またプラプラと島を回りました。
ドウナンダギイヌアグという樹齢150年の大樹や、大きなデイゴを6本も見たり。
久部良バリの先では、廃墟のような建物跡を見つけて気に入りました。
いいなあ、コレ。
夕陽が落ちる頃になると、雲が出てきて見えなかったけど、新しい宿「おじぃーの家」さんでは、焼き肉に連れて行ってくれました。
豪華だ!
宿も店の人達もみんないい人で、面白いです。
肉とビビンバと野菜スープを食べて、お腹いっぱい。
どうもご馳走様でした!
ありがとうございました!
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日本最西端の地
2008-05-08 Thu 21:19
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20080508211859
日数:186日目
距離:沖縄県石垣市さんだるハウス〜沖縄県与那国町民宿もすら
多謝:さんだるハウスさん・宿泊客の皆さん・ミネ・福山海運さん・代理バスのおじさん・崎元酒造所さん・ふくやまスーパーさん・民宿もすらさん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

今日から与那国島です。
でも何泊するか、まだ決めてません。
梅雨に入っちゃったから、もう星は無理かなあ…。

昨日再会した友達とフェリー乗り場で会うと、波照間行きよりも大きな船が、目の前の港で揺れてました。
与那国島行きのフェリーは揺れが激しいらしく、何か不安…4時間かあ。
フェリーが出発したら、船を色々と探検して甲板で音楽を聴いてました。
竹富島や小浜島の北、鳩間島と西表島の間を通って船はゆっくり進んで行ったんだけど、波も穏やかであまり揺れませんでした。
これで天気が良ければなあ…どんより曇り空。
と思いきや、島から離れた海の真ん中は水蒸気が少ないからか、晴れ間が覗いていました。
波が全然ない時もあって、こういう海に船が波を立てると、青いペンキをペッタリ塗った上に白いペンキを勢いよくぶちまけたみたいに見えます。
その海面を時折、トビウオがシタタタと駆けるように飛ぶ姿が面白い。
それをカモメのような鳥が狙って、上空からサアッと滑空。
上手いヤツは、バッチリ魚を口にくわえてました。
漁船の近くを通ると、カツオの群れが海面で跳ねて、キラキラと光ります。
青い大きな魚が、ヒレを海面から出して泳いだりもしていました。
潮風が気持ち良いなあ。

しばらくすると、遠くに与那国島が見えてきました。
近付くにつれて低い雲が島のすぐ上を覆っているのが分かり、波照間島と違ってちょっと怖い感じがします。
島の北側はほとんどが断崖絶壁で、抉られて崩れたような崖が続いています。
何より、ビックリするくらい山積みされたテトラポットが、波の荒々しさを物語っていました。
「果てに来たって感じやな」と友達が言うのも、確かになあと納得できます。

高い防波堤の内側に入って船が港に到着すると、島は雨模様。
移動した宿には、黒い子犬がいてカワイイ。
この雨の中どうするかなと言ってると、町間を無料バスが走っているらしいことを教えて頂いたので、それに乗って3つある酒造所のどれかへ行くことに。
バスの運転手さんは観光タクシーもしていて、色々と詳しい様子。
与那国島には花酒を造る酒造所が3種類あって、入波平酒造所では「まいふな」、国泉泡盛酒造では「どなん」、崎元酒造所では「よなぐに」を造っているそう。
運転手さんのオススメで、坂を上った高台にある崎元酒造所へ行くことにしました。
花酒とは泡盛を造る過程で一番最初にとれる酒のことだから、アルコール度数が高いです。
自分だけじゃ来なかっただろうけど、酒造所見学は勉強になりました。
興味津々だった友達は、匂いで酔ってたけど。
飲まなくても酔っちゃうもんなんだなあ。
蒸留過程で窯をクルクル回してといでるのが面白かったです。
一つ一つ手造りって大変だ。
売店には与那国米の酒やにごり酒も置いてあって、知り合いのお土産にまた買ってしまった…送料が高いです。

それから近くのティンダハナタにも寄りました。
雨だったけど、岩が抉れたような天然の展望台の中は濡れません。
静かな岩陰を、しとしとと雨音を聴きながら探検。
景色は雨模様でも、かなり良いです。
ココの奥は、秘密基地みたいで最高。
実際に昔は、子供達が度胸試しに登っていたと聞きました。
また明日も来よう!

スーパーに寄ったら、さっきの運転手さんのバスで、祖内から宿のある久部良まで移動。
帰りの道も、運転手さんは色々と教えてくれました。
ありがとうございました!

夕飯の前に小雨になったから、日本最西端の碑がある西崎にも行ってみました。
友達は明日の朝のフェリーで帰っちゃうから、今日行っとかないと。
灯台まで坂を上ると、ちょこんと日本最西端の碑がありました。
ちょっと回ってみて思ったけど、与那国島は他の離島より、あまり観光地化してない感じ。
看板とかはあっても、あくまで島人の生活が大事にされていて良い所だなあと思います。
宿が足りなくてリゾートホテルも出来るらしいけど、GWに間に合わせようとかしなかったらしいし。
それにしても、最西端…これで4隅は一応制覇しました。
でもコレが目的じゃないから、達成感はあるけどそんなに感慨深くならないなあ。
この友達にも、再会した後「もっと驚こうぜ」とか言われたけど、喜怒哀楽が表に出ないのかな…ビックリはしたのに。
やっぱり、自分はまだ冷たい人間だなー。
もっと人に興味を持とう、旅の目的の一部でもあるし!

東シナ海を眺めても今日は台湾は見えませんでした。
年に5、6回見えるそうで、111kmって近いなと思いました。

夜はなぜかかんぴょう巻きを食べて、夕陽も見えなかったし、のんびりテレビを見てました。
民宿もすらさんはとてもキレイな宿で、ぐっすり眠れます。
布団があるって、幸せ。
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北と南の偶然
2008-05-06 Tue 23:15
20080506231536
20080506231533
20080506231531
20080506231529
20080506231526
日数:185日目
距離:沖縄県竹富町字波照間西浜荘〜沖縄県石垣市さんだるハウス
多謝:西浜荘で出会ったみんな(まっさん・やっさん・ツッチー・ジローさん・ユキさん・メガッピ・しぶ兄・あいらさん・ハナ・はなちゃん・リュウさん・おとうさん・丸さん・キム兄・ユーキさん・あっこさん・けいたさん・ミユキさん・ドンさん・どいくん・キーボードのお姉さん・大阪カップルさん・おじぃ・ヘルパーさん)・波照間海運さん・八重山観光フェリーさん・ミネ・がぐ家さん・さんだるハウスさん・宿泊客の皆さん・他お世話になった皆さん

今日は、波照間島を離れる日。
1週間いたけど、あっという間でした。
楽しかったな!
色んな出会いがあって、別れもあって…一期一会で終わったり、縁があったりと、磁石みたいに突然グッと引き合うから不思議です。
みんなそれぞれが、これからもそれぞれの場所で人生を歩んで行くのかと思うと、一人一人の体に大きな円が見えて、その円が重なったら重なった分だけ人生も重なり合うように見えました。
大きさもまちまちで色もバラバラの、体を覆うオーラのような円。

ずっと一緒に遊んでくれたお姉さんが、最後に見送ってくれました。
見送る側の時は寂しかったけど、見送られる側になると感謝の気持ちでいっぱいです。
はなちゃん、元気でなー!
本当にありがとう!
また遊びに行くから!
どんどん遠ざかっていく波照間島…来年はどんなことになるだろうな。

船に揺られて石垣島に戻って来ると、10分程度で渡れる竹富島へ行きました。
明日から与那国島に行くから、今日は竹富島を日帰りで行って、石垣島に泊まります。
寝る間もなく到着した竹富島は、ブーゲンビリアが咲き乱れて集落が鮮やかに彩られています。
沖縄の花は、本当に色が濃くて眩しいな。
水牛車がのったりと歩いて、おじさんが三線でペンペンと弦を弾いていました。
町並みは碁石のように道が張り巡らされていて、赤い瓦の家の石垣がずっと続いてます。
なごみの塔という小さな丘の展望台に登ると、そののどかな町並みが一望できました。
緑の木々に赤い瓦屋根が映えます。
遠方には海が見え、キレイなコントラストになってました。
花がたくさん咲いてるな。

コンドイビーチからカイジ浜に行ってみると、星砂を探す人がちらほら。
星砂は、有孔虫「ホシズナ」の遺骸が砂浜に打ち上げられたもので、「海の大蛇に食べられた星の子供の骨が流れ着いた」という民話があるそうです。
そう考えると、見つけても幸せになるとは思えないなあ。

西側のその浜の反対、東側のアイヤル浜へ続く道は、蝶の楽園でした。
野花の咲く白砂の道にヒラヒラと色とりどりの蝶が舞い、花の蜜を吸っています。
羽根の先が赤っぽいツバベニチョウ、白っぽいオオゴマダラ、オレンジ色のスジグロカバマダラ、黒いシロオビアゲハ…これでもう4色揃っちゃうな。
キレイな青のリュウキュウアサギマダラも舞っています。
かなりの数で、目の前をくるくる飛んでいきました。
その先の浜辺でも、貝殻4色を探して並べたり。

竹富島には六山(ムーヤマ)という、六つの重要なオン(ウタキ=聖地)があって、島の村の始まりとされてるんですが、そのオンも回りました。
ただ、聖地で足を踏み入れちゃいけないから、鳥居の外から見るだけ。
木と山の神様、間原ウタキ(クマーラオン)。
海の神様、花城ウタキ(ハナックオン)。
雨の神様、波利若ウタキ(バイヤーオン)。
麦の神様、仲筋ウタキ(サージオン)。
豆の神様、幸本ウタキ(コントゥオン)。
粟の神様、破座間ウタキ(ウーリャオン)。
それと、西糖ウタキ、世持ウタキ、清明ウタキなどを回りました。
それぞれの拝所があるべき場所にあるというか、やっぱり神聖な地だと肌で感じます。
ここでお祈りして、神様と共に生活するんだなあ。

その後、竹富島の集落の発祥の地といわれる新里村遺跡や、最南端の寺の喜宝院などに寄って、石垣島に戻りました。
離島桟橋から宿に向かっていると…なんと!
北海道の知床で初めて出会って、東京でも落ち合った友達と偶然に再会しました!
ビックリだ…でも向こうもかなりビックリ。
向かいの道路でお互い「何してんの!?」って叫びました。
しかも知床と石垣で会うとは…縁があったのかな。
ということで、夜は一緒に居酒屋へ飲みに行きました。
久し振りに会ったから積もる話をしつつ、グルクンの唐揚げや豆腐ちゃんぷるーをモグモグ。
月日の流れは早いもので、お互い色々あったんだね。
こんなことってあるんだなあ。
人生相談になりながらも、楽しい時間でした。
ていうか明日、与那国島に行くのも一緒だし。
じゃあ、また明日だな!
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